半分、青い。 メロドラマ 揶揄 娯楽 D B
としては、良し悪しすべて蓄積のメロドラマ???
いや、ネタドラマとして???
あの1980年代後半のバブル景気真っ只中のまま、"トレンディドラマの女王"や"恋愛の神様"との異名で名高い北川悦吏子オリジナル脚本ならば...。
聞くところ、些細な思いつきゆえの某プロデューサーより、平成時代の終焉の政府公式発表ほどない頃こそ、バブル期を描いてほしかったという理由からとか...。
とにかく、この年4月2日月曜日より放送のNHK朝ドラ『半分、青い。』も、いよいよ終盤...。
9月29日土曜日放送の最終週・第26週すなわち最終回・第156回放送の9月29日土曜日の待ちきれぬまま、完全版DVD/Blu-ray発売...。
やはり気になってしまう...。
すでに8月24日金曜日より発売のBOX-1には、第6週まで...。
大阪万博の翌年1971(昭和46)年、岐阜県東部・東美濃市梟(ふくろう)町の小さな食堂に、鈴愛(すずめ)[永野芽郁]という女の子誕生...。
毎日野山を駆け回る元気な女の子だったが、小学生当時の病気で片耳を失聴以来の波瀾万丈の悲喜劇へ...。
励ましたのは、わが子を愛してやまない祖父母(中村雅俊・風吹ジュン)と両親(滝藤賢一・松雪泰子)...。
そして、同日かつ同病院にて誕生の幼なじみ・律(佐藤健)とのふれあい...。
10月26日金曜日より発売のBOX-2には、第7週から第16週まで...。
売れっ子少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)からの触発、漫画家目指して上京早々よりの鈴愛のオフィスティンカーベルでの人間模様...。
特に、同じ弟子のユーコ(清野菜名)とボクテ(志尊淳)、甘くほろ苦い青春群像、忘れられないまま...。
ただ、第14週での行き詰まりゆえの漫画家引退、流転のまま100円ショップ大納言でのアルバイトの日々、この急転直下は一体???
特に、映画会社「クールフラット」の夢見がちな助監督・森山涼次(間宮祥太朗)との出逢い、何だったの???
12月21日金曜日より発売のBOX-3には、第17週から最終週・第26週まで...。
夢に酔ったままの鈴愛と涼次との結婚、娘・花野の誕生、ささやかな幸せも束の間...。
高名な映画監督への夢を諦められない涼次、鈴愛と花野を置き去りの離婚劇...。
夢破れて故郷・梟町へ帰郷の鈴愛の変わらぬ流転、心機一転による家業の食堂2号店の開店、以後の波乱含みの切り盛り...。
浅田真央への憧れゆえフィギュアスケート選手の夢高まる花野へ、鈴愛からの親バカぶり...。
一方、上手くいかない夫婦生活、子どもの将来をめぐっての軋轢、煩悩深き律へ鈴愛が...。
いずれにせよ、先行き漫然のままの時代の反面、あのトレンディドラマの華麗さ、メロドラマでの男女のふれあい...。
とことん酔いしれて癒やされたい人たち、一体どれだけいるのかなあ。
特に、秋風羽織のような風変わりかつ繊細ならではの弟子たちへの包容力、忘れられないだけに...。
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