SSブログ

東野圭吾 新刊 夢幻花

 【1000円以上送料無料】夢幻花/東野圭吾

 【1000円以上送料無料】夢幻花/東野圭吾
価格:1,680円(税込、送料込)



東野圭吾 新刊 夢幻花

4月18日木曜日に発売、と知るなり、すぐに購入。


『夢幻花』(東野圭吾・PHP研究所)

あの『麒麟の翼』を彷彿とさせる物語の展開みたいだ。
しかし、内容が重厚で深いから、読み応えあるんだよなあ。


発端は、

温厚で研究熱心な祖父の殺害と残された子どもの姿、

朝顔市で出逢った少年と少女、

この二つの展開から始まった。


それらを念頭に置いた上で読み進めれば、すべての人たちが交差する点の明らかになってゆく展開の面白さ。


登場人物は、

祖父殺害の原因を一番に気に掛ける、大学生・秋山梨乃。
梨乃を気に掛ける一方で、梨乃の祖父の殺害事件の真相を解明すべく一心不乱に身を投じる"兄"も気に掛ける、大学院生・蒲生創太。
梨乃の祖父の殺害事件の捜査そのものと警察上層部、それぞれにて不穏の動きをすることとなる、早瀬刑事。

それぞれの抱える謎に、

「黄色いアサガオだけは追いかけるな...」

という意味深な言葉。


そして、3人の主要人物それぞれに、自分自身の目標と人生、親子やきょうだいの関係を背景にした、人間ドラマの展開。


結末としては、

事件の被害者と犯人という立場での、それぞれの抱える悲しみが際立つことになるけど、それぞれの登場人物の将来に、わずかながらの希望の光の差し込むかのような気持ちに...。


聞くところによりますと、

「江戸時代には黄色い花の朝顔は存在していたのに、なぜ現代には存在しないのか」

という着想からによる執筆とのこと。


さすがに、奥行きの深い物語の展開でした。

2013-04-24 | 共通テーマ:日記・雑感 | nice!(0) | コメント(0) | トラックバック(1) | 編集

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

トラックバックの受付は締め切りました

インフォメーション1

  • 横幅468pxまでの画像バナーが貼りつけ可能
kaetenx

インフォメーション2

  • テスト1
  • テスト2
  • テスト3

インフォメーション3

  1. テスト1
  2. テスト2
  3. テスト3
Copyright © 微笑の門 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。