唐沢寿明 窪田正孝 ラストコップ DVD Blu
動画配信サイト・Huluのオリジナルドラマ第1弾としては、まさに斬新とも言える作品として、多くのファンが増えるんだろうなあ。
ドイツの人気刑事ドラマ『DER LETZTE BULLE』(英題:THE LAST COP)の日本でのリメイク、唐沢寿明が30年間(原作では20年間)眠っていた刑事の役での主演。
そして、現在の若手刑事の役の窪田正孝との掛け合いで垣間見る、世代間格差かつ落差そして共感ともなれば、あらゆる思考の面白さが...。
前年2016(平成28)年12月7日水曜日12月7日水曜日発売のDVD/Blu-ray『THE LAST COP/ラストコップ 2015』収録の、前々年2015(平成27)年6月19日金曜日の日本テレビ金曜ロードSHOW!特別ドラマスペシャルとして放送の『Episode 1』と、放送終了後の動画配信サイト・Huluの『Episode 2』での7月24日金曜日まで6週連続での配信を含めての全7話には...。
はじまりは1985(昭和60)年。 型破りだが熱すぎるほどの情熱で数々の事件を解決してきた、主人公の横浜中央署刑事課刑事・京極浩介(唐沢寿明)は、凶悪犯のカグラを追い詰めた瞬間、仕掛けられた爆弾の爆発で、そのまま昏睡状態に陥ってしまい...。
約30年後の2015(平成27)年のある日、昏睡状態直前に聞いた斉藤由貴の歌声を、病室で再び聴いたことで、浩介は突然の目覚めとともに、病院を脱走...。
そのまま浩介は、妻・加奈子(和久井映見)の元を訪れるも、再婚した加奈子から拒絶、暴れていたところを若手刑事の望月亮太(窪田正孝)に逮捕され、そのまま横浜中央署に連行。 かつての後輩で刑事課課長に出世した鈴木誠(宮川一朗太)や上司で署長に出世した鯨井雅高(田山涼成)と再会へ...。
早速復帰となったものの、約30年間眠っていた浩介にとっては、かつての昭和時代ならではの肉食ぶりそのままで、スマホやパソコンなどの最新機器や、喫煙マナー、セクハラ・パワハラなどの"新常識"は理解不能。 現代のルールを豪快に無視して、バディを組んで捜査することになった、平成時代ならではの"草食"の亮太を困らせることの繰り返し。
それでも、いざ犯人との対決ともなれば、咄嗟に共闘して、大胆な解決に導くものだから、まさに抱腹絶倒。
この年4月5日水曜日発売のDVD/Blu-ray『THE LAST COP/ラストコップ 2016』収録の、前年2016(平成28)年10月8日土曜日から12月10日土曜日まで、日本テレビ土曜ドラマとして全10話放送の連続ドラマには...。
浩介と亮太の掛け合いで垣間見る、変わることない世代間格差かつ落差そして共感ぶりと、破天荒な捜査方法での事件解決に、ますます拍車。
派手なアクションにしても、コミカルなバディものとしても、骨太なミステリーとしても、胸を熱くするホームドラマとしても...。
演じるかの二人が、かつての出演作品におけるパロディで魅了するのも、なかなかの魅応え。
特に、連続ドラマ最終話の生放送、暴走と言っても過言じゃないくらいの展開には、まさに大爆笑の連続。
映画化まで決定していながらも、主人公の生死を視聴者投票に委ねるという、リスクを負ってでも視聴者を笑かそうとするエンターテインメント・スピリッツには、まさに恐れ入るばかりだった。
折しも、ゴールデンウィークの5月3日水曜日からの映画化作品上映とあって、改めて一通り目を通してみたいくらいの勢い...。
まさに、良い意味で徹底的にふざけたドラマで大爆笑の連続だけに...。
それでも、一話一話視聴者を楽しませるために創意工夫に充ちているから、ありがたいだけに...。
多様なドラマを好きな人ほど小ネタが解かり、笑えるポイントの増えるのは、ドラマフリークには嬉しい作風だけに...。
最後までマンネリ化せずによく走り切ったと褒めたいくらいだけに...。
映画本編での鑑賞の後は、予想されるであろうDVD/Blu-ray購入での改めての鑑賞か...。
待ちきれない日々が続きそう...。
唐沢寿明演じる京極浩介の語る、今生きていることを喜び楽しむ精神は、現実であれエンターテインメントであれ、大きいや。
2017-03-27 |
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