ひよっこ あらすじ ネタバレ 第4週
「旅立ちのとき」
4月24日月曜日より放送。
あれから時は流れて、1964(昭和39)年12月31日大晦日、例年通りの帰郷のはずだったバスから、実(沢村一樹)は降りなかった。
みね子(有村架純)は改めて上京を決断。
翌年1965(昭和40)年1月、みね子は東京での就職を宣言するが、すでに求職の時期は終了、難航するばかり。
見かねた学級担任・田神学・・(津田寛治)は、みね子の幼なじみ・時子(佐久間由衣)と同じ集団就職先である、東京都墨田区の向島電機トランジスタ工場を紹介。 単身の上京ゆえの不安に潰されそうだった時子は、みね子とともに涙で分かち合うことに...。
3月下旬、みね子と時子と三男(泉澤祐希)は、常陸高校高校卒業。
そして、家族と故郷と別れの日、3人は集団就職列車で東京へ。
終着駅となる上野駅では、向島電機の女子寮・乙女寮の舎監・永井愛子(和久井映見)が...。
かの集団就職列車、そして始発駅・終着駅としての上野駅か...。
2016(平成28)1月15日金曜日発売の『集団就職とは何であったか <金の卵>の時空間』(山口覚/ミネルヴァ書房)での、若年労働力移動のための国家的プロジェクトとしての集団就職、高度経済成長期の労働力需給調整や労働力移動の制度化における、ありのまま...。
2013(平成25)年4月5日金曜日発売の『「幸せ」の戦後史』(菊地史彦/トランスビュー)での、あの敗戦からの波乱と紆余曲折を経て、かの「3・11」こと2011(平成23)年3月11日金曜日発生の東日本大震災までの、家族・自己・労働に焦点を当てた、あらゆる人間の「幸せ」について...。
2015(平成27)年3月5日木曜日発売の『「若者」の時代』(菊地史彦/トランスビュー)での、敗戦後、復興期、高度経済成長期、停滞期、不況、そして格差の時代、といったそれぞれの若者の傾向...。
そして、2012(平成24)年12月26日水曜日発売の『上野駅の幕間 本橋成一写真集』(本橋成一・土本典昭/平凡社)の上野駅開業130周年に伴う新装改訂。 あの昭和時代ならではの北の国と都会を結んだ"駅"という名の広場としての、上野駅周辺のありのまま...。
それぞれに目を通してみて...。
何と言っても、上野の近くには、アメ横が...。
あの1945(昭和20)年8月15日の第二次世界大戦すなわち太平洋戦争敗戦直後、焼け野原の上野駅周辺にバラック小屋の簡易マーケット建立、禁制品の砂糖の代用としての甘味料使用のアメ菓子や芋アメの人気上昇とアメ屋急増となって...。
かの初代小島正助が甘納豆の製造販売を開始、1948(昭和23)年頃には、いわゆる”アメ横"にて店舗を構え、仕入れ品販売開始。
当時の千葉県からの行商の多さゆえ、豆(落花生)と海産珍味(おつまみ)の取り扱いの延長線上からか...。
【うす塩味のドライ納豆 大きめ袋 400g】や、【ドライいちじく トルコ産 1kg】や、【不揃い超半生ドライマンゴー フィリピン産 1kg】や、【ヨーグルト専用ドライフルーツミックス 1kg】や、【7種類のドライフルーツミックス 1kg】や、【厳選のドライフルーツセット 5品】 、といったありとあらゆる飴や果物や乳製品なども...。
現在も健在の東京都台東区上野6丁目のナッツ・ドライフルーツの専門店・小島屋も、創業70年以上...。
じっくりと味わいつつも、これからの展開に想いを馳せてみようっと。
2017-03-20 |
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