川口春奈 可憐 健気 受験のシンデレラ DVD
また代表作が一つ増えたか...。
折しも、この年2月18日土曜日より公開となる、誰もが憧れる学生時代の青春感満載の主演映画『一週間フレンズ。』が、太陽からの陽射しのような作品ならば...。
この作品においては、月明かりと月影のようなものなのかもしれないや。
そして、もう一つの最後の高校生を演じることに(?)...。
はじまりは、受験アドバイザーとして受験界に確固たる地位を築いた和田秀樹が、2007(平成19)年に自ら監督を務めて映画化。 2008(平成20)年3月6日木曜日に小学館文庫より原作発売ほどない3月29日土曜日より公開の映画『受験のシンデレラ』が、第5回モナコ国際映画祭でにて、作品賞はじめ、豊原功補 が主演男優賞、寺島咲が主演女優賞、和田秀樹と武田樹里が脚本賞の4冠に輝くといった高い評価を獲得してから...。
受験はもちろん、緩和ケア、格差社会をテーマにしたことも、決め手になったらしく...。
あれから約8年4ヶ月後、NHK BSプレミアムにてリメイク...。
そう、前年2016(平成28)年7月10日日曜日より8月28日日曜日まで全8話放送の川口春奈主演ドラマとして...。
貧しい母子家庭ゆえに、定時制高校に通う遠藤真紀(川口春奈)が、進級できなければ「高校をやめて働け」と母・千枝子(富田靖子)から釘を刺されてほどないある晩のこと、真紀1人で留守番するアパートに深酒をしたまま上がり込んだ名門予備校・東門ゼミナールのカリスマ講師・五十嵐透(小泉孝太郎)との初めての出逢い...。
真紀は当初こそ拒絶するも、五十嵐が有名な塾講師だと知るなり、"渡りに舟"として、警察に突き出さない代わりに、追試のための勉強を教えて欲しいと頼み込むことになって...。
こうして、訳あって最近酒びたりで荒んだ生活だった五十嵐と、バイト掛け持ちあって落ちこぼれの真紀との奇妙な二人三脚が始まることに...。
なかなかの面白さ...。
受験勉強における試験科目ごとの方法を描写した図式は、もちろんのこと...。
特に、受験勉強は月20万円の高額バイトという発想...。
加えて、東京大学卒業生は高校卒業生より生涯年収において約4億円の差をつけられるという発想も...。
単なる受験奮闘モノではなく、どん底に落ちた自分の人生に立ち向かっていく姿、じっくりと浸透してゆくかのよう...。
そして、小泉孝太郎演じる、カリスマ講師・五十嵐透の若かりし頃、決して忘れない。
「教育にお金をかけられる家だけが東大に入れるのはおかしい」「あきらめる人生なんて誰にもあゆませない」という正義感から、東大の仲間ともに、根津のアパートで塾を始めた当初の情熱...。
遠い将来にわたる、良きロールモデルになりえるかのよう...。
加えて、人生のあらゆる局面における学びの再生の意味合いとしても...。
この作品における川口春奈...。
前年2016(平成28)年のインタビューでは、夢はNHK朝ドラヒロインの座を射止めるとのことだけに、それにふさわしい布石を打ち始めたのかなあ。
いずれにせよ、この年1月6日金曜日のDVD発売が、待ちきれないや。
2017-01-01 |
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