あさが来た あらすじ ネタバレ 第21週
「花も恥らう」
2月22日月曜日より放送。
家族からの必死の呼びかけに関わらず、意識の回復しないあさ(波瑠)は、夢の中での亡き祖父・忠政(林与一)と義父・正吉(近藤正臣)そして五代友厚(ディーン・フジオカ)との再会へ。
驚くあさへ、唐突に忠政から、いつも明るい笑顔を絶やさないでほしいとの優しい言葉。
あさには少しずつ笑顔、すなわち奇跡的に一命を取り留めた瞬間だった。
早速あさは、仕事の準備に取り掛かろうとするも、あきれた千代(小芝風花)とうめ(友近)から一喝されて...。
ほどなく、北九州から駆け付けた陽気な亀助(三宅弘城)の励ましも加わって、あさは気力と体力を急激に回復、加野銀行の従業員たちを安心させるまでに至ったが...。
自分の看病のために学校を休むなといったあさの言葉は、心から心配していた千代を怒らせてしまい、またまた口論の繰り返しに...。
この度の騒動で一番心を痛めたのは、新次郎(玉木宏)も同じ。 かねてより気心ある亀助に弱音を吐くまでに...。
それでも、気を持ち直した新次郎は千代を連れて、あさの病室へ。 あさは何年かぶりで新次郎と千代とともに過ごすこととなり、白岡家に嫁いだ頃のこと、千代の誕生と家族の喜びを、心地良く語って聞かせる。
はつ(宮﨑あおい)・惣兵衛(柄本佑)夫婦も、あさを見舞うために駆けつけて、優しく気遣った。 その後、白岡家で住み込みで働く藍之助(森下大地)とも再会。 久しぶりに親子水入らずのひとときとなって感無量。
はつは明くる日、加野銀行で一心不乱に働く藍之助の姿を目にして感動。 ようやく藍之助の夢を受け入れる。
やがて、あさを襲った犯人逮捕の報せ。 その男を犯行に及ぶまでに追い詰めてしまったのは自分であり心から反省していると、あさは新次郎に伝えた。
あさの全快に向かいつつある様子を確かめた上で、はつは尋ねた。女子大学校は本当に必要なのか、と。
はつに秘かに憧れる千代も、女性は男性の先に立つべきでない、そして夫婦は夫唱婦随であるべき、と主張。
それでも、あさの確信の揺らぐことはなかった。 学問を身につけさえすれば、女性も自立して生きていけると、改めて主張する。
あさに安堵したはつは、和歌山へ戻っていった。
千代も京都の寄宿舎へ戻ることとなったものの、時折気になっていた。 あさの入院中の病院で出逢った帝大生・翠山啓介(工藤阿須加)の好青年ぶりが...。
加野銀行では、亀助が大阪に戻ることに決定、多忙を極めるあさや榮三郎(桐山照史)を支える役員秘書に。
あさの見舞いに大隈重信の妻・綾子(松坂慶子)が訪ねてきて、重信の言伝とともに優しく励ました。
数日後には、千代に連れられて宜(吉岡里帆)も訪ねて来た。 次々と質問する宜の姿に、若き日の自身と重ね合わせたあさは快く応じるものの、宜への何気ない一言が母からの愛情に飢えている千代を傷つけてしまって...。
さらには、啓介がすでに大阪を去り東京へ戻ったと聞かされて、千代は激しく落胆してしまう。
それでも、偶然出くわした成澤泉(瀬戸康史)からの頼みあって、千代はあさのいる病室を案内。
久々に再会したあさと泉は、将来の学問におけるありのままを語り合った。
月日は流れて翌年の春、あさはようやく退院した。 早々より何かに思い悩んでいる千代の相談に乗ることに...。
あさの全快での退院...。
ありとあらゆる多くの人たち、そして大隈重信候や奥方からまでも、心を寄せられることになって...。
本当に嬉しいや。
どのような全快祝いが望ましいのかなあ。
この度のはつの見舞いとあって、家族のいる和歌山ともなれば、1884(明治17)年より紀州侯の米蔵だった土地建物を譲り受けて酒造業を創始した初代南方弥右衛門の心を引き継ぎ、2代目南方常楠の代の1907(明治40)年に名づけられた和歌山地酒「清酒世界一統」の地...。
つい思い出してしまった。
現在の和歌山県和歌山市湊紺屋町...。
後年の早稲田大学創立者であり第8・17代内閣総理大臣を務めた、かの大隈重信侯に常楠が師事したことより、侯が紀州高野山に参詣の折、酒名の選定をお願いしたところ、「世界を統一」する「酒界の一統」たれといった意味からの命名へ。
なお、生物学者・民俗学者として世界的に有名な南方熊楠は創業者弥右衛門の次男。
時は流れて、1926(大正15)年より会社組織を「南方酒造株式会社」、のち1971(昭和46)年に社名を酒名と同じ「株式会社世界一統」に変更し、現在へ...。
やはり、みかん農家を営む"白蛇はん"から"黒蛇はん"に生まれ変わった惣兵衛を大黒柱とする一家のこと、もしかしたら、和風のカクテルとリキュールの製造も思いついて、販路の開拓へ???
和風カクテル【「桃山の桃酒」「由良の檸檬酒」「紀の里苺酒」 和歌のめぐみ 720ml 3本セット】や【和歌のめぐみ 南紀のにごり梅酒 720ml】は、もちろんのこと...。
和風リキュール【和歌のめぐみ 有田の八朔酒 720ml】や【和歌のめぐみ 有田の甘夏酒 720ml】も、つくられたように...。
あさの全快祝いと同じような、心地良いひとときの訪れを願って...。
2016-01-25 |
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