尾野真千子 象印 南部鉄器 極め羽釜
南部鉄器か...。
まさに長い道のり...。
まず、12世紀後半すなわち平安後期に、江刺郡豊田館(現在の江刺区)にいた藤原清衡が近江国(滋賀県)より鋳物師を招いて始めたことがきっかけで、次第に南下して羽田(現在の水沢区羽田町)に伝わったと語り継がれることとなった、"奥州市の南部鉄器"か...。
近隣には、後背地にあたる北上山地の砂鉄、木炭および羽田の北上川旧河川跡から出る質の良い砂と粘土などの鋳型材料が容易に入手できることから鋳物業が栄えることとなったのか...。
時は流れて16世紀後半からの慶長年間(1596年-1615年)、盛岡藩主南部氏が盛岡城を築城した頃より、歴代藩主庇護の下で育まれてきた、"盛岡市の南部鉄器"が...。
そして現代となり、この年2014(平成26)年7月から放送の象印マホービンの『圧力IH炊飯ジャー 南部鉄器 極め羽釜』のCMへ...。
そのCMで見かける尾野真千子は、どうしてこんなに気さくなんだろうというのが、ここ数年間の印象であって...。
やはり、あの2011(平成23)年10月からのNHK朝ドラ『カーネーション』のヒロインとして脚光を浴びて以降の、映画の告知やドラマ番宣関連のバラエティー番組出演で魅せる夫婦漫才のようなノリが心地良かったことが、大きかったからかもしれない。
肝心のCMでは、柱と床だけの和の空間と、ごはんについて語りかける演技力の高さによる、心地良い独特の世界観が醸し出されていて...。
折しも8月30日土曜日放送の日本テレビ『24時間テレビ』内のスペシャルドラマ『はなちゃんのみそ汁』で、あの芦田愛菜ちゃんと3度目の親子役としての共演を果たした時の母親の姿の強く焼きついたこともあって、忘れられないものに...。
尾野真千子から「人が普通のごはんって言うときは、実はすっごくおいしいごはんのこと言ってるんですよ!」としてオススメの『象印 圧力IH炊飯ジャー(5.5合炊き) 南部鉄器 極め羽釜 プライムブラック NP-WT10-BZ』か...。
内釜3年間保証を前提として...。
ごはんの美味しい炊き方を紹介したDVD付属と消費電力量を抑えながら炊き上げる「エコ炊飯メニュー」は、まさにありがたいもので...。
中でも、かねてからの健康志向の高さのご時世あって、7通りの食感に炊き分ける「7通りの炊き分け圧力」はもちろん、栄養価の高い雑穀米や玄米や金芽米を美味しく炊き上げる「健康米メニュー」は、本当に嬉しい。
特に、先の南部鉄器と、かまどの炎を受け止め昔ながらの炊き方を支えていた羽釜、というこの国の誇る二つの伝統文化の融合による『南部鉄器 極め羽釜』にふさわしく、香り豊かなおこげを炊く「かまど極めメニュー」は、まさに極上...。
南部鉄器とIH加熱との相性の良さが大火力を生み出したことに加えて、羽釜の形状のうち釜底に微細な凹凸をつけるブラスト加工を施した効果によりる激しい熱対流が、理想的な食感のごはんに炊き上げてくれて...。
たしかに、人伝手で耳にしたように、今まで以上に炊きムラが抑えられている。
早目に購入して大正解だった。
2014-11-04 |
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