花子とアン あらすじ ネタバレ 第17週
7月21日月曜日より放送。
それは、唐突だった。
蓮子(仲間由紀恵)から伝助(吉田鋼太郎)宛に記した絶縁状が、新聞に掲載されてしまった。
世に言う「白蓮事件」の幕開け...。
子どもに会いに来るという蓮子の言葉が嘉納家を出るための嘘だと知った花子(吉高由里子)は、衝撃で言葉を失った。
蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)は、葉山家の名誉を汚されたと大激怒。 蓮子の居場所を突き止めようと、動き始めた。
大騒動の渦中の中、龍一(中島歩)は、信じていた仲間が絶縁状を「売った」ことを知り激怒。 蓮子の身を案じた。
甲府では、ふじ(室井滋)と朝市(窪田正孝)が、蓮子の騒動に心を痛めていた。
蓮子への反論文を新聞紙上で発表しようとする伝助は、東西日報新聞記者の黒沢一史(木村彰吾)の説得により、一旦思いとどまったものの、結局反論文は新聞に掲載されてしまった。
伝助の反論文を新聞で読んだ龍一は激しく動揺。
逆に蓮子は、自分の行動に揺るぎない確信を持ち、いたって冷静。
折しも、憲兵の吉太郎(賀来賢人)は、妹・花子が蓮子に全幅の信頼を寄せていることを知った。
そして、意を決して花子に蓮子の居場所を告げた。
花子は早速蓮子に会いに行こうとするが、英治(鈴木亮平)は身の危険を理由に猛反対。
しかし、花子の固い決意を覆すことはできなかった。
子どもをかよ(黒木華)に預けた後、花子と英治は、蓮子が実を寄せている龍一の下宿へ。
久々の再会となった蓮子は、強がって本心を隠そうとするばかり。
しかし、花子の切々とした訴えで、ようやく打ち解けてくれることになり、二人は互いに"腹心の友"であることを、改めて確認し合った。
蓮子と龍一が駆け落ちしてから、8ヶ月後...。
蓮子は、龍一との子を身ごもった。
花子は、龍一の父の知人の家に身を寄せていた蓮子を、時折訪問する日々。
しかし、そんな穏やかな日々に暗雲が...。
龍一が何者かに尾行され続けていることが発覚。
安全のため、蓮子は甲府の花子の実家へ、龍一は村岡家へ。
そんな慌ただしさの中、亜矢子(高梨臨)にも、人生の転機が...。
ついに伝助が、村岡家に隠れた龍一を発見。
伝助と龍一は大乱闘、英治までもが巻き込まれてしまった。
互いに力をぶつけるだけぶつけ合った挙句、伝助と龍一は消耗。
騒ぎも収まり冷静さを取り戻した二人は、話し合いへ。
最後に伝助は、出産祝い金を龍一に渡して、単身で福岡に帰って行った。
甲府では、蓮子が立ちくらみしたのを、ふじと吉平(伊原剛志)とリン(松本明子)は産気づいたと早合点。
その知らせを耳にした龍一は、甲府へ。
到着した龍一の持ってきた荷物の中には、伝助からの離婚届が忍ばされているのを、蓮子は発見して...。
伝助との一件はほぼ落着して、生まれてくる子どものために幸せな家庭を築けることとなった蓮子と龍一は、花子とふじからのささやかな祝福。
しかし、その穏やかな時も束の間、蓮子の兄・晶貴の突然の訪れ...。
蓮子は連れ去られてしまった。
この週では、吉田鋼太郎演じる嘉納伝助のすべてが爆発するかのような流れに...。
特に、龍一との大乱闘...。
今年2014(平成26)年4月より全10話放送のTBS木曜ドラマ劇場『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』で演じた、アテナセキュリティマーシャルアーツアドバイザー兼殺人実働部隊長・中神甚が降臨したかのようではあるものの、中神のような残虐さはない。
そして、高梨臨も出演した2013(平成25)年1月より放送のフジテレビ『カラマーゾフの兄弟』で演じた不動産業・黒澤地所社長・黒澤文蔵のような暴君でもない。
本来は九州男児特有の豪放磊落で男気ある人間。
ただ、女性関係において決して褒められるべきでないにせよ、接し方が不器用なだけのこと...。
役どころの関係上、直接的な優しさを垣間見る描写はやや少なめのが、少々心残りかなあ。
せめて、2008(平成20)年の後藤ひろひ作・G2演出の舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』で演じた、意地悪で金持ちの老人・大貫のような描写が少しでもあったら、というのは贅沢な願いかな。
大貫と一日しか記憶の持たない少女との、爆笑と感動のファンタジー、本当に温かかった。
そして、“世界のニナガワ”こと蜷川幸雄演出舞台の常連俳優として、海外から高い評価を得るシェイクスピア屈指の人気史劇をシェイクスピア俳優としての出演...。
「彩の国シェイクスピア・シリーズ」第11弾である、2013(平成25)年4月に上演された『ヘンリー四世』...。
この時最も勢いのある若手俳優・松坂桃李の初出演という楽しみもあるけど...。
これからの吉田鋼太郎にも注目したいな。
2014-06-26 |
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