藤原竜也 岡田将生 ST 警視庁科学特捜班
この時、2014(平成26)年4月より放送の連続ドラマと言えば、日本テレビ水曜ドラマ『花咲舞が黙ってない』の独り勝ちの状態になりつつある気配がするけど、放送終了後となる7月からの連続ドラマも、その勢いを維持する予感が....。
それは、昨年2013(平成25)年4月10日水曜日21時より放送されたスペシャルドラマ『ST 警視庁科学特捜班』。
好評ゆえ7月より連続ドラマとして毎週水曜日22時に放送、すなわち『花咲舞』の後番組として放送されるとのこと。
原作は、1998(平成10)年に講談社ノベルスより刊行された、今野敏による警察が舞台のミステリー小説。
STとはScientific Taskforceの略称で、“警視庁科学特捜班”の意味。
現代の犯罪の多様性に対処することを目的に、警視庁科学捜査研究所に新設されたという架空の特殊機関が舞台となっていて...。
警視庁キャリア組の百合根友久警部(岡田将生)は、警視庁科学捜査研究所に新設された「科学特捜班」(通称:ST)の監督を任されたことからが、物語の始まり。
早々より、科捜研の中でも特異な能力を持ちながら、はみ出し者とされる彼らを束ねるために、百合根は四苦八苦。
捜査一課との連絡係である菊川吾郎警部補(田中哲司)からは厭味を言われ、現場の刑事たちにはあからさまに疎まれ、百合根はエリートであるものの経験も浅くストレスに弱いゆえに、メンバーたちの変人ぶりに頭を抱えて落胆する日々。
特に、科捜研の優秀な分析官で、STのリーダー的な存在である法医学担当の赤城左門(藤原竜也)に至っては、とある事件で負ったトラウマから引きこもりとなって、捜査会議にも出てこない。
そんな中、日本初の無差別銃乱射事件が発生し、STに出動命令が下ることに。
やがて、事件の捜査の過程において、少しずつ彼らの優秀さが表れるにつれ、周囲からのSTへの接し方、ひいては組織内での彼らの評価・立場にも変化が生じていくこととなって...。
中でも、ひきこもりだった赤城が、百合根の実直さに触れて、少しずつ克服してゆく過程の素晴らしさは、もちろんのこと、
中性的な雰囲気でノリの軽く空気の読めない青山翔(志田未来)、
警察犬顔負けの嗅覚を頼りに真相を追及する黒崎勇治(窪田正孝)、
僧侶の出で立ちで遺体と向き合い読経する山吹才蔵(三宅弘城)、
露出度の高い服と悩殺で迫る結城翠(芦名星)、
ST創設者で警視庁刑事部の三枝俊郎参事官(渡部篤郎)、
秩序無視のSTに嫌悪感をあらわにする捜査本部主任の池田厚作管理官(林遣都)、
ヒトクセフタクセもあるメンバーと周囲と関わる捜査関係者の変人ぶり、奇妙な会話の間合いの面白さも加わって、ついついハマッてしまった。
藤原竜也曰く、今回の連続ドラマでは、本格的にタッグ感を増すこととなる岡田将生演じる百合根とともに事件解決へ前向きに取り組んでいるという、非常に面白い設定となっていて、時折笑えるところもたくさんあるとか。
演出は2011(平成23)年10月より放送の日本テレビ水曜ドラマ『家政婦のミタ』などを担当した佐藤東弥。
これは、ますます面白くなりそうだ。
先のスペシャルドラマ『ST 警視庁科学特捜班』DVD/Blu-rayは、7月2日水曜日発売とのことだから、その時にでも改めて振り返ってみようかなあ。
2014-05-13 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0