銀二貫 あらすじ ネタバレ 第7回
5月22日木曜日に放送。
物語もいよいよ終盤か...。
まず、いくらかさかのぼる形で、長く振り返ってみて、
高田郁による時代小説をNHK木曜時代劇としてドラマ化される嬉しさに揺さぶれて久しく、とうとう4月10日木曜日に放送開始。
「なにわ商人(あきんど)のええ話でおます」というキャッチコピーのように、まさに"ええ話"で...。
4月24日木曜日放送の第3回も、寒天問屋「井川屋」の丁稚となった松吉(林遣都)に重い状況は続いて...。
仕事を知らずに愚痴る、諦める。 自分の思い通りにならない人生をどう生きるか?
嫌いな道でも、そのことにいつまでも囚われるのではなく、覚悟して自分の道をつくれと、今の時代に教えられてるかのようで...。
店が傾いているにもかかわらず、売り物の寒天が食べられない。
高くて買わないと言われても、自分が売ってる井川屋寒天の良さがかわからない。
寒天なんかどこの物でも同じと思っているために、売る心をもってない。
そんな松吉が腹を空かして倒れ、まだ商人になりきれない武士の顔がでてしまって、真帆(芦田愛菜)からは「しんどいなあ」と憐れまれるありさま。
その経緯ゆえか、真帆の父すなわち料理屋「真帆屋」の主人・嘉平(ほっしゃん)から、“琥珀寒”という寒天料理を食べさせられ、「商売をなめるな、井川屋の寒天はでしゃばらんでうまい味を閉じ込めて、...一番だ」と教えられるところや、松吉が琥珀寒を食べて泣くところ、忘れられない。
そして終盤、里いもを封じ込めるねばりのある寒天を探しているという向上心をもって生きていく料理人の表情から、松吉の寒天屋としての生き方が定まってくるという良き話に。
ふと一息ついたら心が温まるかのような静かな展開で、素晴らしき流れ...。
間もなく、「井川屋」の寒天を使った嘉平の料理"琥珀寒"は、大坂の町で評判。
ところが、
松吉に「茹でて蒸した里芋を固められるほどの、今の倍の腰のある寒天ができたら、料理の幅が広がる」とつぶやいた嘉平がさらなる新しい料理を模索した矢先のこと、
1783(天明3)年師走19日、"天明3年の大火"。
6年前の大火と同じく、再び大坂を大火が...。
嘉平の店は跡形もなく焼けてしまい、嘉平や真帆を始め、他の家族・奉公人の行方も不明に...。
それから5年後となる、5月1日木曜日放送の第4回後半、
「真帆家」の名物だった"琥珀寒"の紛い物が出回ったと耳にした松吉が、その店を確かめ行ったところ、そこには店の主人と口論する成長した真帆(松岡茉優)の姿が...。
思うことあって松吉を避け続けたものの、ようやく本人と打ち明けた真帆の語ったところによると、火事から逃げる途中に嘉平を失い、現在暮らしをともにするお広(映美くらら)もまた同じ場所で娘のおてつを失って、一緒に逃げたこと、それ以来お広は自分のことをおてつだと思い込んでいることを説明。
それゆえ、お広の心が壊れないよう、明日からは道で会っても、自分は知らない女としてやり過ごして欲しいと松吉に願うことに。
そして、天満橋での"一時の別れ"...。
真帆から嘉平の言い残した「今の倍の腰がある寒天」を完成させて欲しいとの願いを受け入れた松吉は、摂津国の原村にある半兵衛(板尾創路)の寒天場に修行に出る許しを和助(津川雅彦)から得ることになって、長きにわたる試行錯誤の日々へ...。
やがて、5月22日木曜日放送の第7回。
半兵衛の元で5年目の冬を迎えた時のこと、松吉は未だ試行錯誤の繰り返しの日々。
それが祟って、ついに疲労して倒れてしまった。
ところが、雪降る中での寒天の放置が、皮肉にも”今の倍の腰がある寒天”すなわち”糸寒天”の完成へ。
いよいよ念願が叶うことになるのか....。
結果として、前置きが長くなってしまったけど、どのような糸寒天になるのかなあ。
現代ならば、『国産 糸寒天1kg (岐阜県山岡町)』に匹敵するくらいの上質に?
実際に、新しいものを作ろうと購入したところ、何と言っても大量で嬉しいや。
切れてる寒天のように使いたい場合には、ジップロックなどにあらかじめ切って入れておけばいい。
ゴミの気になる場合には、直前に水で洗えば大丈夫。
とにかく寒天効果を期待して、海藻サラダ・フルーツ寒天など、いろいろ作れる。
結果として、暴飲防止にはなっているようで、緩やかながらもダイエットにもなりそうで楽しみだ。
より美味しいものを、より多く作れることを願って...。
2014-04-28 |
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