花子とアン キャスト 近藤春菜
4月7日月曜日から放送の第2週より、あのハリセンボンのツッコミ担当の近藤春菜がNHK朝ドラ初出演する。
演じるは、修和女学校での安東はな(幼少:山田望叶 成人:吉高由里子)と醍醐亜矢子(幼少:茂内麻結 成人:高梨臨)と同室の上級生・白鳥かをる子。
名前は御令嬢でも、外見は縦にも横にも大柄といった、名前と真逆の出で立ち(失礼!!!)。
厳格な家庭育ちゆえか、四角四面の生真面目な性格で、はなの甲州方言の言葉遣いを手厳しく矯正しようとする役どころ。
他にも、男女の色恋沙汰絡みで、いろいろと介入するらしいとか...。
いわゆる御局様的存在ゆえの嫌われキャラなのかなあ。
それでも失礼ながら、あの外見には、心の癒やし(?)として、いくらか救われるものが...。
肝心の当の御本人と言えば、自他ともに認める俳優の角野卓造似の顔で、角野卓造以外の著名人の顔に関しても、類似性を聞かれたら「~じゃねえよ!!!」のキレ芸が、ほぼ定着。
この時点では、レギュラーこそ少ないものの、特番での起用率が非常に高いという。
特に、リアクション芸の達人で、番組でのいじられたときの返しや立ち振る舞いから、「アドリブがきいて、頭の回転の早い人」「現役女芸人ナンバーワン」と絶賛されるといった高評価。
誰と絡ませても安心の芸達者なだけに、仕事の増加に伴い、芸能界の友達人脈も拡大していて...。
特に、芸人以外では、Perfumeのあ~ちゃん、安室奈美恵、ベッキー、そして吉高由里子と豪華な顔ぶれ。
理由としては、デビュー前から悪い評判を一度も聞いたことのないのに加えて、本人の聞き上手で裏表のない人柄、テレビ画面からもにじみ出る親しみに、皆惹かれるとか...。
映画やドラマでの演技経験は少ないものの、現役女芸人としての立ち振る舞いの高評価ゆえ、この度のNHK朝ドラ出演を終えてから将来的には、"芸人上がりの総合俳優"として、個性派の名脇役として、映画やドラマの起用もありえるかのようで、楽しみだ。
この度の役どころか...。
あの宮藤官九郎が所属する大人計画主宰者・松尾スズキ監督・脚本で、2007(平成19)年10月下旬公開の映画『クワイエットルームへようこそ』を思い出した。
仕事にも恋愛にも行き詰っていた28歳のフリーライター・佐倉明日香(内田友紀)が、欲求不満解消に大量摂取した睡眠薬が原因で意識を失い、オーバードースを患った自殺志願者と間違えられて、女子専用の精神病院の閉鎖病棟・通称"クワイエットルーム"へ収容されてしまってからの、悲喜劇が面白おかしく描かれていて...。
近藤春菜演じるは、明日香の友人。
クワイエットルームにまつわる直接の絡みは少ないものの、ハリセンボンの相方の箕輪はるかが患者役として出演。
他に、「食べたくても食べられない」患者のミキ(蒼井優)や、元AV女優で過食症の西野(大竹しのぶ)、コモノ(妻夫木聡)といった個性的過ぎる患者たちに相対する、冷酷ナースの江口(りょう)。
そのクワイエットルームでは、あり得ないことばかりが起こり、毎日がサバイバル状態。
明日香は困惑しつつも、少しずつ自身を見つめ直し始めてゆくといった流れに。
いわゆる閉鎖空間における密室心理劇に近いかのような人と人との静かなる駆け引きは、語弊あるようだけと、クワイエットルームと修和女学校の寄宿舎とは、似たり寄ったり?
良き方向へ流れて行けば、嬉しいな。
余談ながら、『花子とアン』には、近藤春菜の顔が似ているとされる、カンニング竹山が山梨・甲府の農村の有力者・徳丸甚之介として出演。
しかも、5月17日土曜日放送の第7週・第42回で、かをる子は山梨・勝沼出身、はなと同じく甲州言葉の話し手であったことが明らかに。
となれば、甚之介の遠縁の親戚、または再婚相手、いや跡取り息子・武(矢本悠馬)の結婚相手、という設定もあり得る?
その答えは、9月22日月曜日より放送の最終週・第26週で明らかに。
白鳥と徳丸との絡みが、わずかながらでも実現できたら、面白いだろうなあ。
2014-04-06 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0