銀二貫 ドラマ NHK 松岡茉優 芦田愛菜
またまた新たな一面を垣間見ることとなるのかなあ。
それは、11月13日水曜日、NHK大阪放送局でのこと。
「みをつくし料理帖」シリーズで知られる時代小説家・高田郁原作『銀二貫』のドラマ化とメインキャストの発表があったという。
放送枠はNHK木曜時代劇として、来年2014(平成26)年4月10日木曜日20時より、NHK総合テレビで全9話の予定。
主人公の松吉役は、林遣都。
恋の相手となる料理屋の娘・真帆役に、あのNHK朝ドラ『あまちゃん』でGMT47の埼玉県出身・入間しおり役で一躍認知度を上げた松岡茉優。
そして、真帆の幼少期を演じるのは、あの人気子役の芦田愛菜。
原作は、2009(平成21)年6月に幻冬舎より発売。
「大阪の本屋と問屋が選んだ ほんまに読んでほしい本」を選ぶ「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選出され、いま最も旬な時代小説として注目されている作品とのこと。
単行本以外に、文庫本もコミックも出版。
舞台は商人の町・大坂天満。
この物語の主人公である、仇討ちで父・数馬(石黒賢)を亡くした鶴之輔は、自分もあわや討たれるかというところを、偶然居合わせた寒天問屋井川屋の主人・和助(津川雅彦)に銀二貫で救われた元武士の息子。
生きるために井川屋の丁稚となった鶴之輔改め松吉は、人情厚い人々に支えられ、商人の道をゆっくり歩みながら成長していく。
そして、真帆との淡い恋も絡め、関西風情たっぷりの空気感の中で、涙あり笑いあり恋愛ありの人情時代劇が、展開されてゆくという。
他のキャストは、信心深いがゆえに松吉につらくあたる番頭の善次郎役に塩見三省、仇討ちを銀二貫で売る玄武役に風間俊介。
語りを務めるのは、山口智充。
松岡茉優か。
今ではすっかり"あまちゃん女優"として讃えられ、バラエティー番組へのゲスト出演で魅せるほんわかとしたキャラによる親近感もあって。
去る9月6日金曜日には、あのネギの色合いと重ね合わせたワンピースも好評の要因の一つだったからか、「埼玉県の魅力発信に貢献した」との理由で、埼玉県の上田清司知事から感謝状を授与。
いわゆる"あまロス"こと"あまちゃんロス症候群"に陥る心配も、一瞬脳裏をよぎったものの、かの『あまちゃん』以前より、2012(平成24)年8月より公開の映画『桐島、部活やめるってよ』の野崎沙奈役、6月中旬より公開の映画『絶叫学級』の香取絵莉花役は、演技力の高さの代名詞として定評がある以上、今後もさらなる磨きがかかるはず。
そして、芦田愛菜。
あの2010(平成22)年4月より放送の日本テレビ水曜ドラマ『Mother』で大注目されて以来、ドラマや映画やバラエティーやCMへと引っ張りだことなって、あらゆる見方をする多くの視聴者に翻弄されがち(?)だったけど、今ではいくらか鳴りを潜めたかのよう。
時代劇と言えば、2011(平成22)年放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で、浅井長政(時任三郎)と市(鈴木保奈美)の長女・茶々と、徳川秀忠(向井理)と江(上野樹里)の娘・千の、それぞれの幼少期を演じて以来か。
特に、この度の時代劇への挑戦。
原作で描かれる真帆は、可憐でひたむきな美少女。
それゆえに、松吉との度重なるすれ違いには、否応なく感情移入させられやすい上に、涙が涙を誘う展開になりそう。
ドラマ化された真帆は、どのように魅せてくれるのかなあ。
松岡茉優の女優としての目標は、「女版の八嶋智人になること」。
その公言を人伝に聞いた八嶋本人は、自身のTwitterで、「あまちゃんファンとして幸せいっぱいな気持ちです」とのツイート。
芦田愛菜の将来の夢は、「一杯勉強して海外でも通用する女優さんになること」。
2012(平成24)年7月より放送のフジテレビ・ドラマチック・サンデー『ビューティフルレイン』への出演では、小林義則監督から「典型的な"憑依型"の女優」との評価。
今年公開の映画『パシフィック・リム』では、菊地凛子演じる森マコの幼少期を演じて、ハリウッドデビュー。
ともに、今後のさらなる磨きと飛躍と大成が楽しみな女優。
しっかりと見届けたいなあ。
2013-11-15 |
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