ごちそうさん キャスト 和田正人
大好評のNHK朝ドラ『ごちそうさん』は、11月4日月曜日より放送の第6週から、め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)の結婚に伴う大阪の夫の実家への引っ越しで、新たな物語の展開。
いわゆる少女漫画のような東京編から一転して、第6週以降の大阪編からは、フジテレビの昼ドラのようなドロドロの展開になるのでは、といった見方が半分前後だったけど、出戻りの義姉・和枝(キムラ緑子)からめ以子へのイケズは、強烈ながらもまだまだかわいい、といった見方が大勢を占めつつあるかのよう。
時折、懐から巾着を取り出しては物思いにふけり、幼子から悲しげにせがまれた記憶のよぎる和枝の孤独な姿から、何かを感じ取っている視聴者が増えつつあるからかなあ。
それでも、め以子にすれば、内心とんでもない所へ嫁いでしまった、といった四面楚歌に近い思いにさいなまれてしまうもの。
そんなめ以子の陰ながらの支えとなり、大阪の料理の食材と実情を教える窓口となるのが、め以子の幼馴染で、市場の肉屋の店員となった泉源太。
この二人の関係は、時折ケンカしては互いにわかり合うといった、兄妹または姉弟のような従兄妹または従姉弟のような関係に近いのが実感かなあ。
それゆえに、め以子は、源太だけには変に気兼ねすることなく、ざっくばらんに話せて、西門家の問題の克服への活力をもらうことを、繰り返していくのかもしれない。
ところが、11月18日月曜日より放送の第8週、
源太の面倒を見るおしゃべりなオバチャンが、和枝に面白おかしく話したのが、よくなかったなあ。
め以子と悠太郎を引き裂く腹の和枝は、悠太郎にめ以子と源太の関係を讒言。
そして、め以子をめぐって、悠太郎と源太は一触即発の危機に?
ただ、家庭の事情で、幼少より奉公へ出されて成長した源太は、言動がガサツそうでも、情に厚い人間。
例え今後も窮地に見舞われることがあったとしても、必ず克服できるはず。
め以子にとっても、源太にとっても。
そして、12月23日月曜日より放送の第13週あたりからは、新たなる恋のさやあてらしき物語の展開が始まりそう?
和田正人か。
1979(昭和54)年8月25日生まれの、高知県土佐郡土佐町出身。
土佐町立土佐町中学校、高知県立高知工業高等学校、日本大学文理学部体育学科と、それぞれ陸上競技部の所属し、駅伝とハーフマラソンで輝かしい実績を収めた勢いのまま、日本電気(NEC)に就職。
しかし2003(平成15)年、同社の陸上部が経費削減のため廃部。
そして、廃部通達を受けた当日より、もともと目立ちたがり屋で「華やかな世界で活躍したい」という気持ちを抱いていたことが幸いし、俳優の道への挑戦の引き金となったという。
以後、オーディション雑誌を手に取り、現事務所であるワタナベエンターテインメントに所属が決まるまでの1年間は、芝居の勉強をしつつ、サラリーマンとしての生活。
やがて、2004(平成16)年7月、『第1回D-BOYSオーディション』に出場。
特別賞の受賞により同年10月、D-BOYSに加入。
翌年2005(平成17)年1月、『ミュージカル テニスの王子様』の千石清純役で本格的に俳優デビュー。
以後は、一癖も二癖もある個性的な脇役を演じて現在へ。
和田正人演じる泉源太を見ると、ふと思い出すなあ。
昨年2012(平成24)年10月より放送され、予知夢を題材としたSF学園ファンタジー作品である、日本テレビ土曜ドラマ『悪夢ちゃん』で演じた山里峰樹を。
我の強さと濃さは、泉源太よりも、こちらの方が際立つかなあ。
役どころは、我の強さは夢王子と瓜二つの容姿を持つ夢研究分室准教授・志岐貴(GACKT)の独自研究に加担する帝都工科大学大学院生でバーテンダー。
志岐の命令ならば、明恵小学校5年2組担任・武戸井彩未(北川景子)の夢を盗み見たり、彩未の受け持つ転入生で"悪夢ちゃん"こと古藤結衣子(木村真那月)を連れ去ったりと犯罪まがいの行動も起こすほどの粗暴さだった。
余談ですけど、しっかり者ゆえの信頼の厚さで定評の明恵小学校校長・甘澤龍子を、何とキムラ緑子が演じていて...。
彩未の人格の変貌にも動じない大物の傍ら、意外とミーハーな一面もある役どころで、面白かった。
『ごちそうさん』出演者の別の顔の観れる楽しみが、また増えたようだ。᩸
2013-11-16 |
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