あまちゃん 音楽 ゴーストバスターズ
本当に胸が高鳴るよなあ。
来月6月19日水曜日発売の『連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック』が手元に届く時の待ち遠しさでいっぱいの人たちは、ボク以外にもたくさんいるんだろうなあ。
あの軽快で弾んでしまいそうな音楽、北三陸の海と風景、ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)のかわいく元気よく飛び跳ねる姿、ヤミツキになりそうだ。
同じくらいにヤミツキになりそうなのが、杉本哲太演じる、北三陸鉄道勤務の北三陸駅駅長・大向大吉のテーマソングといっても過言じゃない、
「ゴーストバスターズ」
そうです、1984(昭和59)年公開のアメリカ映画『ゴーストバスターズ』の同名主題歌。
歌うは、レイ・パーカーJr.
学生の頃も、社会人になってからも、天野春子(小泉今日子/有村架純)に一途な想いを寄せて、好意を寄せようとする男たちには敵愾心をあらわにしたりとの嫉妬深さ。
北三陸市にため、春子のため、空回りしながらも、がむしゃらに突っ走る姿。
スナック「梨明日」のカラオケでは、必ず歌うテーマソングで、英語の歌詞を目で追うだけが延々続き、合いの手の繰り返される歌詞が近づけは、
「ゴーストバスターズ!!!」
と、ひたすら叫ぶだけ。
周囲のことはお構いなしに。
考えてみれば、
大吉自身、かの映画に登場する、ピーターとレイモンドとイーガンの科学者3人組で結成した「オバケ撃退部隊『ゴーストバスターズ』」に重ね合わせているということかなあ。
かの映画の舞台はニューヨーク。
"門の神・ズール"と"鍵の神・ビンツ"が人間の身体を借りての融合を狙っていて、折しもゴースト貯蔵庫から無数のオバケが解放されて、街が大混乱。
世界を悪魔の支配下に置かせないために、"ゴーストバスターズ"が勝負を挑むという物語。
自分自身、先の「ゴーストバスターズ」のテーマソング以外で印象に残ったのは、
バスターズたちの初仕事となる出勤シーンの「きまぐれロック・ダウン」(ザ・バスボーイズ)、
ゴーストたちが貯蔵庫からあふれ出るシーンの「マジック」(ミック・スマイリー)、
破壊神・ゴーザとの最終決戦に乗り込むシーンの「セイヴィン・ザ・デイ」(アレッシー)。
物語全体に関しては、おのおのの登場人物が憎めずにユーモアがあって、温かい。
ゴーストの撃退方法は、オカルトを醸し出すものではなく、科学的で軽快で、楽しい。
改めて映画全体をじっくりと鑑賞するならば、特典映像満載のDVD『ゴーストバスターズ コレクターズ・エディション』。
ひどく打ちのめされても、とにかく大向大吉のように、なりふり構わず突き進みたい気持ちにかられるならば、『ゴーストバスターズ - オリジナル・サウンドトラック』。
「ゴーストバスターズ!!!」
そう叫ぶ大向大吉は、端から見れば迷惑そう。
しかし、例えはた迷惑がられたとしても、万一の事態に直面した時の行動力の凄まじさは、かなりのものなんだろうなあ。
「モータリゼーションに負けてたまるか!!!」と吼えるように。
北三陸市全体を良い方向へ巻き込んでゆくように。
そして、あの「3.11」こと2011(平成23)年3月11日金曜日、東日本大震災。
大向大吉が"ゴーストバスターズ"となって、東北・北三陸市のために、日本全体のために、最大限の力量を発揮してくれることを祈って...。
2013-05-12 |
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