亀梨和也 俺俺図鑑
とうとうここまできたか。
今ではすっかりKAT-TUNの顔。
一方、俳優としては、
あの1999(平成11)年10月から半年間放送されたTBS学園ドラマ『3年B組金八先生(第5シリーズ)』のデビュー、
2005(平成17)年1月から3ヶ月間放送の日本テレビの学園ドラマ『ごくせん(第2シリーズ)』での中心生徒、
といった陰や棘のある問題児といった印象から始まり、
ヒトクセもフタクセもある役回りでの定評を経て、
ついに映画単独初主演。
それは、5月25日土曜日公開、三木聡監督・脚本の映画『俺俺』。
原作は、2010(平成22)年6月に新潮社より刊行された、星野智幸の小説。
翌年2011(平成23)年、第5回大江健三郎賞を受賞。
肝心の物語の展開は、
家電量販店で働く"俺"が、うるさくて耳障りな客の携帯電話を偶然手にすることとなり、折しも持ち主の母親から電話が...。
ふとした出来心からの成り行きで、顔の見えない好条件とかねてからの巧妙な声の使い分けを利用して、"オレオレ詐欺"を働いてしまう。
成功による味を占めてからは、歯車が少しずつ狂い、乱れてゆくらしく...。
サイコ・サスペンスのような様相になってゆくかのよう。
一方で、映画公開と同じ日に合わせるかのように、発売されるのは、
『俺俺図鑑 亀梨和也 in 映画"俺俺"』(角川グループホールディングス)
映画『俺俺』の撮影現場での亀梨に密着してのドキュメンタリー。
映画を楽しむための小ネタはじめオフショット、そして撮り下ろし企画まで。
最初に全編を通して鑑賞、それから単行本に目を通すのが、一番ふさわしい楽しみ方かもしれない。
2013-05-12 |
共通テーマ：日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0