あまちゃん 皆川猿時
NHK朝ドラ『あまちゃん』の快進撃の続く中、味わいのあるサブキャラが、小ネタをはじめとするさり気ない面白さを際立たせて、視聴者を引き付けているかのよう。
最終回まで楽しませてくれそうな気が..。
その中の一人と言えば、5月1日水曜日放送の第5週・第27回から登場した、北三陸高校潜水土木科の教師で、巨漢に太いモミアゲが特徴の磯野心平(皆川猿時)。
ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)に「南部もぐり」を教えるものの、すぐ浮かび上がってくるアキの万一を心配しては、東北弁丸出しでまくし立てて、慌てふためく滑稽さが面白いこと面白いこと。
そして、ミーハーで目立ちたがりの姿には、とにかく笑える。
しかし、それだからこそ、何があっても安心できるという不思議な存在感。
これから、どのような魅せ方をするのだろうかなあ。
特に、2011(平成23)年3月11日金曜日、「3.11」こと東日本大震災で、どのように描かれるのか?
皆川猿時。
1971(昭和46)年2月1日生まれ。
福島県いわき市出身。
大人計画所属の個性派俳優。
かの宮藤官九郎率いるグループ魂での担当は、司会者、ボーカル、作詞。
"永遠の46歳"という設定の港カヲルとして活躍中。
特に、『あまちゃん』で演じる磯野心平。
雰囲気に例えるならば、のりつけ雅春原作の漫画『上京アフロ田中』を基に制作された、2012(平成24)年2月より公開の映画『アフロ田中』での、西田シンジ。
原作『上京アフロ田中』でのメインキャラクターで、田中広(松田翔太)の先輩、色黒で中年太りした体型。
性格的に幼い部分があり、様々なトラブルを引き起こす役どころで、面白かった。
さらにさかのぼれば、2009(平成21)年11月中旬より公開の映画『なくもんか』での、東京の下町「善人通り商店街」にある「デリカの山ちゃん」を切り盛りする"二代目山ちゃん"で、"究極の八方美人"とよばれるほどの働き者で親切な男・下井草祐太(阿部サダヲ)を、面白おかしく支えるトシちゃん。
泣いたり笑ったり大変だった。
もしこの先、テレビや映画での初主演作品があるならば、どのような描き方がされるのかが、一番楽しみ。
2013-05-11 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0