八重の桜 松平容保 綾野剛
かなりのハマリ役になりそうだ。
NHK大河ドラマ『八重の桜』第2回が終わって、
嫁ぎ先である豊前中津藩第8代藩主・奥平昌服(おくだいらまさもと)から離縁され、会津に戻った照姫(稲森いずみ)が、会津藩第9代藩主・松平容保(綾野剛)と、久方ぶりの体面。
そして、庭園での束の間の安らぎ。
お二方、ともに切なかった。
歌会を催したいと口にするくらい、本来ならば心穏やかに過ごしたかったろうに。
至誠と忠義、
これらを重んじる性格が、良い方向にも悪い方向にも進んでしまうなんて...。
安政の大獄から火が付いた桜田門外の変、その事後処理の対応を評価されての京都守護職拝命、藩主不在の会津藩の浮沈を案じる家老・西郷頼母(西田敏行)との確執、頼みの孝明天皇(市川染五郎)崩御、鳥羽・伏見の戦いを発端に新政府軍から朝敵の汚名を着せられての会津戦争、
綾野剛本人曰く「きつい役」。
稲森いずみとともに、会津松平家第14代当主・松平保久(まつだいら もりひさ)氏を表敬訪問したことも大きいのかなあ。
「事実を曲げずに身体を使ってきちんと生きるしかない。 どう演じようが"変化球"など考えられない」
とのお覚悟であるものの、
「容保と一緒に成長していけたら」
という前向きなお言葉には、
安らげるものが...。
となれば、鶴ヶ城開城後だけでなく、晩年の松平容保も観られるかのようで、楽しみだ。
一方で、
毎週のフジテレビの木10、
『最高の離婚』。
NHK大河ドラマでの重責の反動?
どのようなハメを外すような展開となってしまうのか?
どちらも見逃せない。
2013-01-14 |
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