阿部純子 とと姉ちゃん 孤高 親友 中田綾
この時まで概ね好評のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の行く末の気になる今日この頃...。
4月19日火曜日放送の第3週・第14回より、主人公の小橋一家はいよいよ東京へ...。
"とと姉ちゃん"としてヒロイン・常子(高畑充希)が女学校への編入早々より孤軍奮闘の中、思いがけず助け舟を出してくれる後年の親友となる同級生が...。
そう、4月28日木曜日放送の第4週・第22回からの登場で、当初こそクールかつ孤高ながらも意外にも窮地に陥った常子に手を差し伸べてくれることになる、阿部純子演じる同級生・中田綾...。
名家の御令嬢ながらも、家業の手伝いとの両立に奮闘する常子を気にかけて、遅れがちな学業に手を貸してくれたことから、互いの家を行き来するまでになって...。
ほかの同級生と関わらず、我が道を突き進む姿は、あの2012(平成24)年1月14日土曜日から全10話放送の野島伸司脚本の日本テレビ土曜ドラマ『理想の息子』が...。
特に、2月11日土曜日放送の第5話以降の登場となる豹塚昌子と重なるかのよう...。
シングルマザーとしての奮闘ぶりの母・海(鈴木京香)への心配から、パート先の食堂のある男子校・海王工業高校へ編入するマザコンの鈴木大地(山田涼介 Hey! Say! JUMP)の孤軍奮闘の日々の中、男装で海王工業高校の猛者に戦いを挑み、太極拳で圧倒する転校生の姿、最後まで目が離せなかった...。
父親を深く愛しているファザコンで関西訛りが特徴、やがて男装が明らかになり、ただ一人受け入れてくれた大地と心を通わせることになって...。
1993(平成5)年5月7日生まれの大阪府出身。
趣味はスキューバダイビング。
特技は3歳から続けているピアノとフルート。
小学生当時、芸能事務所ディスカバリー・エンターテインメントにスカウトされて、吉永淳名義で阪急百貨店の広告モデルとしてデビュー。
中学生時代にはファッション誌『Hana* chu→』のモデルやフジテレビ系アニメ『しおんの王』のイメージキャラクターを務める傍ら、学校生活では吹奏楽部に所属し、フルートを担当。
大阪府立北野高等学校進学後は、合気道部に所属。
2010(平成22)年6月5日土曜日より公開の映画『リアル鬼ごっこ2』で演じた佐藤愛役に関しては、
「女優としての勘が良い。それは天性のもので、こっちが思い描く通りの演技をしてくる。」
「ルックスもアイドルではなく“女優顔”。」
「必ず日本を代表する女優の一人になる。」
など柴田一成監督からの高評価を得ることになって...。
そして、先の『理想の息子』出演。 初登場後のオフィシャルブログでは、アクセス数が22万件に達するなど注目されることに...。
2014(平成26)年公開の河瀬直美監督の映画『2つ目の窓』で主演を射止め、決め手となったのは奄美大島で行われたオーディションでの「泳ぎの美しさ」。 北野高校時代の補習授業で800m泳がされました経験が功を奏したとか...。
結果として、第4回サハリン国際映画祭主演女優賞、第29回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。
しかしながら、その喜びの反面、自身の実力不足を実感。
特に、映画『2つ目の窓』カンヌ国際映画祭出品に伴う国際映画祭初参加の際、世界的に有名な女優の登壇と立ち振る舞いと"言葉の壁"を目の当たりにしたことで、アメリカ留学を決断。
所属事務所を辞めて芸能活動を停止まもなく、2014(平成26)年8月から1年間に渡りアメリカのニューヨーク大学演劇科での日々へ...。
その際に芸能事務所アミューズのスタッフと出逢いと触発あって、2015(平成27)年に帰国。 アミューズ移籍に伴い芸名を本名の阿部純子に戻して、芸能活動を再開へ...。
そして、慶應義塾大学在学の傍ら、『とと姉ちゃん』オーディションでの中田綾としての抜擢と出演へ...。
本人曰く、世話になった日本人家族とともに『マッサン』の視聴と分かち合いあって、日本の象徴としてのNHK朝ドラへの出演には感動しているとのこと。
卒業と同時に結婚することを何の疑いもなく受け入れている日々から、常子との出逢いと触発で、戦後にも深く関わってゆく役どころ、さらなる飛躍の予感が...。
これは見逃せない。
2016-04-10 |
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