あさが来た あらすじ ネタバレ 第18週
「ようこそ! 銀行へ」
2月1日月曜日より放送。
1891(明治24)年開業から3年後...。
加野銀行は、大阪の名門企業の一つに数えられるまでに発展、あさ(波瑠)は稀有な女性企業家としての新聞や雑誌での紹介の繰り返しとあって、有名人に。
あさに触発されるかのように、新次郎が社長に就任した紡績会社も、堅実な業績の成長ぶりだった。
しかし、愛娘・千代(小芝風花)だけは、成長するごとに母親・あさへの反発を強め、喧嘩の絶えない日々にあった。
思い悩んだあさが、千代に商売への関心を持たせようと銀行の従業員と一緒に勉強させようとしても、ますます反発されるだけだった。
そんなある日のこと、白岡家に惣兵衛(柄本佑)とはつ(宮﨑あおい)の長男・藍之助(森下大地)が単身訪ねて来た。 ようやく両親が加野銀行で働くことを許してくれたから雇ってほしいとのこと。
しかし、あさと新次郎は受け入れるものの、本当は家出同然に出てきたことを察していた。
ほどなくあさは、千代の通う高等小学校の担任からの呼び出しで、高等小学校卒業後の千代の進路を尋ねられる。
あさは、仕事に奔走の日々ゆえ千代に向き合える時間のとれなかった自分に内心困惑しつつも、卒業後は女学校へ進学してほしい旨を打ち明ける。
しかし、それがまた千代との喧嘩の種になってしまい、千代は花嫁修業に励みたいと宣言。
その口論を端で見ていた藍之助は告白した。 結婚相手は、学問や商売のことを理解し合える女性ならば楽しい、と。
思いがけない告白に押されるかのように、あさは和歌山で藍之助を案じるはつに手紙を出す。
受け取ったはつは安堵するも、これまでの惣兵衛の生きざまを否定するかのような藍之助の態度には、怒り心頭だった。
並行するかのように、あさは加野銀行の得意先である資産家・工藤(曾我廼家八十吉)から、娘のことで相談を受ける。
たとえ女学校を卒業しても、せっかく身につけた学問や知識を役立たせる環境が、女性には用意されていないのではないのか、との懸念だった。
唐突にあさの脳裏に自立した女性である美和(野々すみ花)が思い浮かぶなり、早速店に出向いたところ、目の当たりにしたのは、美和の下で活き活きと働く女性たちの姿だった。
感銘したあさは、帰宅するなり加野銀行で女子行員を育成したいと榮三郎(桐山照史)に提案。 当初こそあさの言動に戸惑ったものの、これまでのあさの実績あって榮三郎は了承する。
こうして加野銀行の女子行員育成が開始、あさは女子行員の教育に没頭することとなった。
そんなある日のこと、はつが藍之助を連れ戻しに訪ねて来た。
和歌山へ帰ろうともせず地を這うかのように生き抜いてきた父・惣兵衛を否定する藍之助をはつは叱るが、藍之助は頑ななまま。 あさの生きざまへの心酔ゆえに、みかん農家は継ぎたくない、商売の勉強をして商人になりたいと主張を強めるだけだった。
あさと千代の気持ちのすれ違いと重ね合わせたからか、その場にいたよの(風吹ジュン)の取り成しあって、藍之助は母・はつと一旦和歌山へ帰ることに。
浮かない表情の変わらないままのあさを気にかける新次郎(玉木宏)は、千代の京都への女学校進学を勧める。
そして、ある時は出航する船を見送り、ある時は帰港する船を迎える、といった港のような存在が子どもにとって良い親である、という新次郎の想いを受け入れたあさは、改めて千代に向き合うも、京都の女学校進学に乗り気ではない。
すれ違いの母と娘にいたたまれなくなったよのは、千代を京都へ連れ出してゆく。
加野銀行の女子行員が非常に優秀との世間からの評価は高まりつつあった。
それは、女子行員育成の発案者であるあさにも波及、執筆や講演で多忙を極める日々へ...。
改めて白岡あさ、すなわちモデルである広岡浅子の生きざま、一通り振り返ることになりそう...。
2015(平成27)年8月27日木曜日発売の『(超訳) 広岡浅子自伝』(広岡浅子/KADOKAWA)には、広岡浅子ただ一冊の著書『一週一信』と雑誌寄稿の文章を読みやすくして復刻した読み応えが...。
9月25日金曜日発売の『広岡浅子徹底ガイド おてんば娘の「九転び十起き」の生涯』(主婦と生活社)には、ビジュアルブックとして存分に堪能できるし...。
そして、9月17日木曜日発売の『広岡浅子 逆境に負けない言葉』(坂本優二/イースト・プレス)には、心の奥底に響くものが...。
これからも末永く祈り続けたいな。
いかなる時代であれ、スーパーレディを常に意識して磨きをかけ高めようとしている女性たちの多くなることを...。
2016-01-10 |
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