大原櫻子 1st TOUR 2015 感想
迂闊だったかな...。
日々の仕事に忙殺されがちになりながらも、気づくべき時は気づけるはずなのに、初めて知ることになったのは、あの12月23日水曜日に約23年ぶりに公開となる映画『ちびまる子ちゃん』の挿入歌として、「キミを忘れないよ」の11月4日水曜日発売のニュースからなんて...。
そう、あの『大原櫻子 1st TOUR 2015 SPRING~CHERRYYYY BLOSSOOOOM!!!~』、すなわち5月7日木曜日の最終公演・TSUTAYA O-EASTの模様を収録のDVD/Blu-rayが、すでに7月22日水曜日に発売されていたというものだから...。
遅まきながらも、早速の購入とともに鑑賞して...。
あの感動が再びよみがえってきて、本当に鳥肌立ちっぱなしだった。
あの1,300人ほどの収容人数、あのステージと観客席の距離感だからこそ、響いた感動が...。
さすがに出だしのところは声に緊張感が伝わるものの、ストレートで透き通った天にも轟く、そのド迫力の生声が胸に響いたからか、身体全体が一つの楽器のように鳴り響き渡っているかのように、心地良かった。
そして、中盤以降は圧巻の展開に...。
力強さを感じる地声と天使のような裏声を微妙に行き来するかのような熱唱、すっかり心に浸透してしまった。
何と言っても、ステージ上を縦横無尽に飛び回るその姿....。
まるで、あの1984(昭和59)年3月15日、東京・新宿『ルイード』での尾崎豊のデビューライブの再来であるかのよう???
たしかに、映画デビュー作の2013(平成25)年12月14日土曜日公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』では、演奏における初々しさの若干残っていたものの、あのライブではギターのみならず、ほかのあらゆる楽器もこなせるようになっていて...。
「明日も」や「瞳」のように圧倒的歌唱力あふれるもの。
「のり巻きおにぎり」や「オレンジのハッピーハロウィン」のようなライブならではのかわいい振付とファンとの掛け合いによるもの。
「Happy Days」や「READY GO!」のようなテンション上げまくりなもの。
「ちっぽけな愛のうた」や「ただ君のことが好きです」のような心を落ち着かせるようなもの。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』での三浦翔平や窪田正孝らが演じたCRUDE PLAYというバンドの代表曲である「卒業」の大原櫻子ヴァージョン。
かの映画のエンディングで流れたバラード「ちっぽけな愛のうた」では、大原櫻子によるピアノ(Key)演奏。
みどころ満載だった。
一番好きなのが、アンコール後のシーン。
何度でも観たくなってしまう。
幼少よりピアノや声楽を学んできたという土壌は大きいもの。
腹式呼吸でもなく、ナチュラルに自分の声で表現できる才覚を持っており、非常に耳触りの良い老若男女に親しまれるような声、忘れられないだろうなあ。
歌唱力、個性、ステージング、そして大屈託のない可愛さにハシャぐ姿。
無限大の可能性の楽しみを予感させてくれるライブだった。
プロデューサー・亀田誠治による協力のあるものの、自身で手掛けることになった「瞳」の歌詞、ふと脳裏によぎった。
尾崎流"の魂の歌詞は無理としても"大原流"の魂の歌詞は充分書ける予感が...。
あの竹内まりやが楽曲制作の才能の気づきにある程度の時を必要としたように...。
もしかしたら、将来的には"竹内まりや二世"か"女性版・尾崎豊"に???
最後に贅沢を口にするならば、もっとオフショット観たかったし、もっとMCもしてほしかった、というのが、正直なところかな。
2015-10-25 |
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