さだまさし アルバム 風の軌跡 夢見る人
またまた素晴らしいドラマにめぐり逢うことになってしまうとは...。
プロヂューサーと演出との相乗効果による後押しのあるのはもちろんのこととして、あの森下佳子脚本のドラマは、本当に心に残るものが...。
何と言っても、あの2004(平成16)年7月2日金曜日より放送のTBS金曜ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』から始まって...。
2006(平成18)年1月12日木曜日より放送のTBS木曜ドラマ『白夜行』、
2009(平成21)年10月11日日曜日より放送のTBS日曜劇場『JIN-仁-』、
2011(平成23)年4月17日日曜日より放送の第2弾『JIN-仁- 完結編』、
2013(平成25)年1月13日日曜日より放送のTBS日曜劇場『とんび』...。
そして、同年9月30日月曜日より放送のNHK朝ドラ『ごちそうさん』...。
あの脚本独特のドラマの展開にあるように、それぞれの登場人物の巧妙な描写に魅せられっぱなしだった。
2015(平成27)年に入って、4月26日日曜日からTBS日曜劇場『天皇の料理番』が、放送開始に...。
TBSテレビ60周年特別企画にふさわしいことも理由の一つだけど、いわゆる低視聴率ドラマの相次ぐ中での、一番観たくなるドラマとして、末永く心に残る予感が...。
それを力強く引き立たせてくれるのが、羽毛田丈史による劇伴と、さだまさしによるエンディングテーマ「夢見る人」。
前年9月に主題歌オファーが届いたとのこと。 ドラマに向けての書き下ろしとして、楽曲には包丁1本を片手にし夢を追い続ける主人公・秋山篤蔵(佐藤健)の姿を投影しているという。
懸命に夢に向かって走り、生きることで、周囲の人たちから夢を託されて、多くの愛情を注がれる中で、次第に成長していく物語の展開に、さだまさしならではのオーケストラを基調としたバラードが見事に調和した仕上がりになっていて、まさに素晴らしいの一言。
最大のメッセージは、「夢」と引き換えに失ってはいけない「人としての誇り」について。
周囲を顧みずに世界一の料理人になるという「夢」を持つ篤蔵の人生と、篤蔵を支えるという「夢」を持つ妻・俊子(黒木華)の想いが...。
加えて、エンディングのタイトルバック。
明治時代後期からの物語の始まりを意識してか、白黒の映像がカラーに変わるところで、夢物語ではなく現実であることを痛感させてくれるかのようで、不覚にも涙が...。
以上のことあって、「夢見る人」のシングルかアルバム収録曲として発売が気になってばかりの中でのこと、いよいよ通算43枚目のアルバム『風の軌跡』が、7月8日水曜日に発売されるとの知らせが...。
かの「夢見る人」以外には、あの1987(昭和62)年11月上旬発売の12インチシングルで、2013(平成25)年7月18日木曜日発売の小説を原作とした、この年3月14日土曜日公開の同名映画主題歌「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」も収録...。
そして、3月2日月曜日より放送のジャパネットたかたキャンペーンCM「未来へ写真をカタチに残そう篇」のために書き下ろした「みらいへ」...。
優しさやぬくもりを感じる楽曲、飾らない美しさや被写体の感情を、そのまま切り取った印象深い写真のように、輝かしい未来を祈りたい気持ちに...。
いずれにせよ、発売が待ちきれない。
2015-06-01 |
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