マッサン あらすじ ネタバレ 第17週
「負うた子に教えられる」
1月26日月曜日より放送。
1933(昭和8)年秋、北海道余市の工場でリンゴジュースの製造が開始されたものの、販売先を開拓できないまま、リンゴジュースの在庫が倉庫に積み上げられる日々。
リンゴジュースが売れるようになるまで、ウィスキー製造作業を始めないと、心に決めていた政春(玉山鉄二)も俊夫(八嶋智人)だったが、少しずつ焦りが見え始めることに。
追い討ちをかけるかのように、余市のウィスキー工場に出資していた渡(オール阪神)と野々村(神尾佑)が大阪へ来るよう、呼び出されてしまった。
一方、小学生になったエマ(住田萌乃)は、母・エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が自分と似ても似つかぬ外国人であることを、学校で皆からからかわれて悩んでいた。
そのことはすでに大阪出張前の政春も察しているものの、養女であることを告げるべきかどうか決められないまま。
それに伴う不安は、政春が大阪出張に発った日、エマが学校で同級生のタケシを突き飛ばし怪我を負わせたことで、表面化することに。
意外にも謝罪したのは、タケシの父。 タケシがエマを橋の下で拾われた子としてからかったのが悪かったと。
タケシの父からの謝罪を受けたエリーは、エマの学校でされていることを初めて知ることとなって、衝撃と悲しみで言葉にならなかった。
そして、エマに親子関係のことをいかに伝えるべきか、思案に暮れる日々が続くことに。
大阪に到着した政春は、渡と野々村を訪ね、リンゴジュースを売るための方策を検討。
しかし、出資者である二人からは、販路の開拓を怠っていることと、宣伝の不充分さという厳しい指摘。
政春の落胆は大きく、久しぶりに「こひのぼり」へ足を運んでしまうほど。
久々に政春から話を聞かされたキャサリン(濱田マリ)は、大阪へ戻るよう助言。
政春は内心ありがたかったものの、北海道に渡ってまで理想を実現させようとする気持ちは強く、余市へ戻ることに。
帰宅した政春は、エマの一件を知った。
エリーがそれ以上に悲しかったのは、日曜日の学校の参観日をエマが隠していたこと。
話し合った二人は、エマに事実を告げる決意を固めた。
当のエマは、自分が母親と似ていないという悩みを抱えながら、参観日に発表することとなる家族をテーマにした作文に取り掛かっていて...。
エマと向き合った政春は、ついに真実を告げる。
エマの実母は、エマを出産した時に亡くなってしまったことを。
真実を告げられたエマは、気丈に振る舞おうとするものの、衝撃は大きく、熱を出してしまった。
心配して看病するエリーに、エマは家族をテーマにした作文で何を書いたらいいのか悩み続けていたことを打ち明けた。
エリーはエマから母親として思われているのか心配に。
そんなある日のこと、タケシがエマの見舞いに訪ねてきた。
エマをからかったことを詫びたタケシは、母親を亡くして悲しい思いをしていたこと、エリーから愛されているエマが羨ましかったことを、打ち明ける。
エマは、政春とエリーが自分のかけがえのない両親だと悟った。
そして参観日当日、エマは『わたしの家族』という作文を発表。
一方の政春は、百貨店への売り込みのため営業の真っ只中。
四苦八苦するも、一馬(堀井新太)との会話から生じたひらめきにより、リンゴジュースの販路を見い出してゆく。
エマを演じる住田萌乃に注目してみたくなった。
所属は、ジョビィキッズプロダクション。
あの2010(平成22)年4月より放送の日本テレビ水曜ドラマ『Mother』で脚光を浴びた芦田愛菜はもちろんのこと...。
NHK大河ドラマでは、2013(平成25)年1月より放送の『八重の桜』のヒロイン・山本八重(綾瀬はるか)の幼少時代を演じた鈴木梨央が...。
そして、2015(平成27)年1月より放送の『花燃ゆ』のヒロイン・杉文(井上真央)の幼少時代を演じた山田萌々香が...。
やはり、2006(平成18)年5月発売の『こどものための究極・正しい声のトレーニング キッズタレントへの近道』(武田梵声 / リットーミュージック )に見られる発声訓練の効果は大きいもので...。
"のどの中の筋肉の調整"により滑舌を良くすることはもちろん、あらゆる芸能の基本に伝承童謡があるという考え、肝に銘じたいもの。
将来の節目節目における人との対面に大いに役立つだろうなあ。
これまでの住田萌乃の出演を振り返れば、
2013(平成25)年7月より放送の日本テレビ水曜ドラマ『Woman』第9話・第11話(最終話)では、満島ひかりの演じる主人公のシングルマザー・青柳小春の幼少時代。
2014(平成26)年7月より放送のTBS金曜ドラマ『家族狩り』では、松雪泰子演じる主人公の東京都児童ケアセンター職員兼任児童心理司・氷崎游子の幼少時代。
作風はほぼ同じでも、家庭の問題における深刻さの度合いはそれぞれ違っていて...。
いかなる境遇にあっても、必ず幸せな光の見えてくると心から実感できる人たちが、少しずつ増えること、祈りたいなあ。
2014-12-24 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0