若者たち 歌詞 妻夫木聡 瑛太 満島ひかり
映画やドラマにおいても、この3人の"若者たち"の役どころと演技力が際立って久しく、さらにここ数年、存在感を増しつつある柄本佑と野村周平の加わるとなれば、ますます際立つことになるんだろうなあ。
5人の"若者たち"はどのような"歌詞"を書き下ろすことに?
そのように実感するのは、1966(昭和41)年2月から9月までの全34回放送のフジテレビ系青春ドラマ『若者たち』が、今年2014(平成26)年7月クールに現代版として、フジテレビ開局55周年記念企画の連続ドラマ『若者たち2014』として、48年ぶりに放送されるということから。
振り返ってみれば、幼いころに両親を亡くした貧しい佐藤家の5人きょうだいである、長男・太郎(田中邦衛)、次男・次郎(橋本功)、長女・オリエ(佐藤オリエ)、三男・三郎(山本圭)、四男・末吉(松山省二)が、たくましく生きる姿を通じて描かれた当時の社会問題、さすがに考えさせられた。
今回のドラマでは、当時の作品を基盤にしつつも、"今の社会"を切り取った現代版として制作されることに加えて、きょうだいのみならず、彼らと関わる人たちとの青春群像劇が描写。
現代版のキャスト陣は、5人きょうだいの長男・太郎に妻夫木聡、次男・次郎に瑛太、長女・オリエに満島ひかり、三男・三郎に柄本佑、四男・末吉に野村周平。
そして、5人の人生に大きく関わってくる相手として、蒼井優、橋本愛、吉岡秀隆が出演。
放送当時にドラマとともに強烈な印象を与えた、かの主題歌「若者たち」を担当するのは、森山直太朗。
かの森山直太朗の歌唱力と原曲を大切にしつつもアレンジを加えた仕上がり、楽しみだ。
演出を務めるのは、かの名作ドラマ『北の国から』シリーズで知られる杉田成道。
当時、夢中になって『若者たち』を観ていたという杉田成道曰く、先輩たちから受け継いだバトンを次世代へ、"希望"とともに受け渡す使命があると思い、新たな『若者たち』を考えてみたとのこと。
演出はほかに、杉田氏とともに『Dr.コトー診療所』シリーズを手がけた中江功、『最高の離婚』などを手がけた並木道子。
脚本は、映画『テルマエ・ロマエ』『クローズZERO』の武藤将吾。
放送開始は、7月9日水曜日22時から。
1966(昭和41)年から48年の歳月が流れて...。
本当にいろいろなことがあった。
社会問題においても家族関係においても...。
作風としては、当時の舞台と役どころを基盤としているのは、もちろんのこと。
加えて、シェアハウスを舞台にしたドラマで、2008(平成20)年4月より放送、長澤まさみと上野樹里のダブル主演が話題を呼んだフジテレビ木曜劇場『ラスト・フレンズ』の要素も融合していたりして...。
甘くもあれ苦くもあれ、清濁合わせ持ったかのような感触を得るドラマとして、心に残ることになるんだろうなあ。
2014-03-09 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0