あまちゃん あらすじ ネタバレ 第12週
第11週終盤で家出同然の東京行きを決心したアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の動向が気になる、NHK朝ドラ『あまちゃん』。
6月17日月曜日から放送の第12週からは、いよいよ東京へ。
再び落ち合ったアキとユイは、皆の捜索から逃れるために、東京行き深夜バスの発車時刻まで、北三陸駅に身を潜めることに。
しかし、バス停にはヒロシ(小池徹平)が見張っていて...。
そこで、アキはヒロシの注意を逸らそうと、偶然を装って一芝居打ち、一瞬の隙を突いて、アキとユイは発車時刻直前でバスに飛び乗った。
ところが...、
飛び乗ったのは、袖ヶ浜行きの最終バスだった。
結局、東京行きは失敗。
早々から、アキとユイの家出騒動は、北三陸市全体に大きな衝撃を与えた。
アキとユイは、改めて皆と話し合うことに。
ユイは「東京でPRした方が効果がある」と主張し、アキは「ここが一番いいところだとみんなに教えたい」と想いを切々と口にして...。
アキの祖母・夏(宮本信子)をはじめとする海女クラブの面々は、今まで助けられた分だけ返す時だと、アキとユイの応援を早く決めて、東京行きに賛成した。
しかし、大吉(杉本哲太)をはじめとする観光協会の面々は、遠い将来の北三陸市の縮小化を危惧して反対。
膠着状態の中、岐路に立たされたアキとユイの、将来の幸せへ導くこととなる一番の鍵は、アキの母・春子(小泉今日子)以外いない。
そう察した皆は、アキと春子の話し合いに委ねることに。
天野家に戻ったアキと春子は、かの隠し部屋で、改めて互いの思うところをありのまま話し合った。
アキは話した。
アイドルになりたいと本気で思ったのは、春子の歌う「潮騒のメモリー」を聴いてからが、そもそもの始まりで...。
アキの真剣さを目の当たりにした春子は、夏に助言を求めた。
そして、夏との話し合いを進めるうちに、釈然としない思いが少しずつ募って、25年前のことを非難し始めてしまう春子。
かつて東京へ行こうとした自分の時は突き放したのに、なぜアキの時は応援するのかと。
夏は話した。
アキを応援するのは、かつて春子に対してしてきたことへの後悔と謝罪の気持ちがあったから。
そして夏は、詫びの言葉とともに、春子に頭を下げた。
25年前から生じた夏と春子のわだかまりが氷解した瞬間だった。
それからの春子は、アキとユイを全力で応援しようと心に誓い、大吉をはじめ観光協会などの反対する人たちを、懸命に説得した。
そして、皆すべてが、アキとユイを応援する側に。
数日後、水口琢磨(松田龍平)が北三陸市を訪ねてきた。
皆の立会いの下、アキとユイが所属することとなる芸能事務所・ハートフルとの契約が締結。
皆が二人の成功を願い、涙ながらに拍手して喜び合った。
こうしてアキとユイは、北三陸市のすべての人たちの応援を背に、
「北三陸市のアイドル」から「日本のアイドル」へと羽ばたくために、
東京へ出発していった。
この第12週をもって、NHK朝ドラ『あまちゃん』の前半の物語は終了。
アキとユイを東京へ送り出した、北三陸市のすべての人たちは、お祝いして盛り上がるんだろうなあ。
アキとユイのこれからの芸能活動の節目節目における喜ばしい出来事にめぐり逢えることに。
どのようにして、お祝いするんだろうなあ。
いわゆる"あまちゃん"(?)からの成長とさらなる飛躍の実現を祝って、
『特別純米酒 北限の海女』を呑んでは、思うとところを語り合ったり、歌ったり踊ったりして、大いに盛り上がるんだろうなあ。
生ウニとイクラを酒の肴にしながら...。
いわゆる"クドカンワールド"を盛大かつ鮮やかな色彩へと染め上げる、北三陸市のヒトクセもフタクセもある登場人物に限らず、
実在の地方のあらゆる人たちも、同じ気持ちなのかもしれない。
いや、そうあってほしい。
2013-05-19 |
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