阿部サダヲ 奇跡のリンゴ 菅野美穂
ダブル主演か。
あの当時としては絶対不可能と言われた"リンゴ無農薬栽培"を実現させた、日本最大のリンゴ生産地の青森県のリンゴ農家・木村秋則氏ご夫婦の挑戦を描いた映画『奇跡のリンゴ』。
今年の6月8日土曜日に全国東宝系ロードショーとして公開。
すでに木村氏のいくらかの著作に目を通してみたから、おおよその察しはつくけど...、
失敗の繰り返しゆえ極貧で、自殺に追い込まれる寸前に陥っても、見事に気持ちを切り換えて再生してゆく姿。
どう描くのかなあ。
特に、生きる気力を取り戻せた決め手が気になるところ。
まず、木村氏を演じる阿部サダヲへの注目はもちろんのこと。
かの劇団大人計画でのヒトクセもフタクセもあるおもしろおかしい味わいのある役回りはじめ、善人も悪人もこなせる名脇役。
そして、2011(平成23)年4月に初主演を務めることになる、あのフジテレビのドラマチック・サンデー『マルモのおきて』での40代独身男性。
そして、幼い双子の男女(芦田愛菜、鈴木福)を育て上げる奮闘ぶり。
根はおもしろおかしくても、ここぞという時にはまじめ。
この度の映画では、『マルモ』の頃よりも、さらに際立ちそうだ。
そして、木村氏の妻役の菅野美穂。
両親が岩手県のリンゴ生産地出身ということもあって、思い入れは人一倍らしく。
また、無農薬リンゴ栽培のきっかけが、農薬アレルギーを患う妻の苦しみからの解放、という素直な愛情にも感動。
俳優・堺雅人と結婚して間もない頃とあって、「猪突猛進の主人を温かく見つめる」という気持ちが、さらに強まることになるんだろうなあ。
監督は、『ゴールデンスランバー』や『チーム・バチスタの栄光』で知られる、中村義洋。
音楽は、あの久石譲。
どのような臨場感が展開されるのか?
当日の上映が待ち遠しいなあ。
2013-05-09 |
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