サマーレスキュー あらすじ 最終回 ネタバレ
が、ますます気になる今日この頃。
TBS日曜劇場『サマーレスキュー~天空の診療所~』も、第9話。
倉木(時任三郎)の提案した明慶大学病院での臨時総会。
案の定、あらゆる数字や事例を伴った具体性ある主張の沢口(松重豊)に対し、圭吾(向井理)は情のみが前面に出た主張。
ただ、それでも、沢口の直面するあらゆる葛藤には、心から気を遣っている姿勢でいて。
一筋縄ではいかないこの御時世のこと、世の中、情だけでは道理が通らないもの。
表面上は相対する立場にあるものの、誰もが山の診療所のあり方を考えている。
最終回の放送は、9月23日日曜日。
結末としては、臨時総会による投票で閉鎖が決まるものの、(実在する山の診療所のモデルがある以上)、紆余曲折を経ての沢口との話し合いの末、存続することになるかも。
ただ、それでも、この不況下でのあらゆる会社における厳しい経営事情のこと。
今のNPO法人と同じ決算方式で、すなわち運営に見合った活動がされていないと見なされれば、閉鎖もありうるという条件付きかな?
もはや、テレビドラマ創世記にありがちな、勧善懲悪や判官びいき特有の明るい結末への導きが前提のドラマの時代じゃない。
いかに、現実と向き合って、運命を切り開いて、事態を好転させてゆくのかを、誰もが問いかけられるドラマ作りの時代なのでしょう。
視聴率はそれほど高いとまでは言えないにせよ、
素晴らしい作品が、また一つ増えたなあ。
2012-09-11 |
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