べっぴんさん あらすじ ネタバレ 第5週
「お父様の背中」
10月31日月曜日より放送。
「ベビーショップあさや」を訪れた父・五十八(生瀬勝久)は、商品の品質の良さに心から感心。
しかし、すみれ(芳根京子)には商売の経験のないゆえ、値段の付け方すら解からないままだった。
五十八は売値の考え方を、すみれに教え諭してゆく。
ほどなく五十八は、潔(高良健吾)の逮捕で知った、闇市で潔の手掛ける商品の粗悪さを懸念。
五十八は、「坂東営業部」の復活に焦り目先の利益のみ追及する潔の心境を理解しつつ、良い商品を売って時間をかけての信頼獲得が、商売の基本であることを諭してゆく。
「ベビーショップあさや」では、進駐軍大佐からの注文あって、順調な売れ行きの見込みも束の間、明美(谷村美月)は勤務先の病院を解雇、良子(百田夏菜子)は客から接客態度の悪さを咎められ辞めてしまった。
そんなある日、君枝(土村芳)の夫・村田昭一(平岡祐太)が復員。 夫復員までの条件で働いていた、君江の辞めるとの申し出に、すみれは窮地に...。
終戦後の混沌とした状況のまだまだ続く中、どうしても市井の状況ともなれば、闇屋を利用してでも、生き延びようする人たちは、案外多いもので...。
潔の行動は、その人たちを視野に入れたのかなあ。
あの時代、全面的に責められるものなのか、誰もが考えさせられるもの...。
混沌かつ殺伐とした"乱世"と、落ち着き安定した"治世"とは、受け止め方が違う(?)だけに...。
ふと、何気に思った。
あの、第135回直木三十五賞受賞の三浦しをん原作、大森立嗣監督・脚本による一連のシリーズを...。
2011(平成23)年4月23日土曜日より公開の映画『まほろ駅前多田便利軒』からはじまって....。
2013(平成25)年1月11日金曜日から3月29日金曜日まで、テレビ東京系「ドラマ24」にて全12話放送のみ大根仁演出・脚本『まほろ駅前番外地』...。
2014(平成26)年10月18日土曜日より公開の映画『まほろ駅前狂騒曲』...。
あの時演じた、青年実業家を装う裏組織のボス・星のように、「多田便利軒」代表者・多田啓介(瑛太)と、ゆきずりで転がり込んだ風変わりな中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)を、何かと陰ながら助力する貫録に近いかも???
現代となり、表面上は平穏そうでも、止むにやまれず事情ゆえ生活のやや切迫しつつも、懸命に生き抜くそれぞれの人間模様の縮図は、変わらないものなのか...。
2016-10-01 |
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