マッサン あらすじ ネタバレ 第18週
「遠くて近きは男女の仲」
2月2日月曜日からの放送より、北海道における本格的な仕事の伸長ということかなあ。
大阪の飲食店経営の実業家である筆頭株主・渡芳利(オール阪神)と、かつての居住で恩義ある野々村茂(神尾佑)から奮起を促されたことが功を奏したのか、りんご汁の売上増が大きな課題となっていた政春(玉山鉄二)の工場も、ようやく取引先の開拓に成功。
ところが、軌道に乗り始めた矢先のこと、リンゴ汁が濁っている上に、ラベルにはカビが生えているという、取引先からの苦情が...。
早速、リンゴ汁の品質を改めて確認したところ、異常はなかったものの、取引先からは、返品と返品時の回収費用まで請求される破目に...。
一方、森野熊虎(風間杜夫)とのわだかまりの薄れることとなった義弟・西田進(蛍雪次朗)は、親戚筋からの頼みあって、縁談のために結婚適齢期の女性を探している真っ只中。 熊虎を通して、娘・ハナ(小池栄子)に持ちかけていた。
ハナも、偶然居合わせていた俊夫(八嶋智人)も、内心大きく動揺しているかのような表情を、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)だけは、見逃さなかった。
エリーは、俊夫に真意を何気に尋ねようとするも、俊夫はハナへの気持ちを忘れようとするかのような素振り、返品されたリンゴ汁を使ったワインづくりの作業に没頭へ...。
エリーから事情を聞かされた政春も、二人の様子を目にするうちに、少しずつ応援したい気持ちに駆られて...。
政春もエリーも、俊夫とハナの恋を成就できないものなのか、悶々とする日々が流れて...。
やがて、エリーからの後押しを受けたハナは、勇気を出して、自分の見合いをどう思うのかを俊夫に尋ねたところ、本当の気持ちを知ることのできないまま。
政春は、俊夫のこれまでの歩みといきさつを慮って、二人をそっとしておく心積もり。
しかし、エリーは互いに距離をとろうとする二人の煮え切らなさに我慢できなくなって、熊虎に打ち明けてしまう。
熊虎から激怒された俊夫(八嶋智人)は、気迫負けしたのか、はっきりと口に出せないまま。
俊夫の煮え切らない態度を目の当たりにしたハナは、皆の前で見合いを宣言。
俊夫は驚かされるも、両親を若くして亡くした苦難の歩みからか、結婚する自信がないと、弱音を吐き始めるだけ...。
しかし、ハナから「意気地なし!」という捨て台詞をぶつけられた俊夫は、ついに勇気を振り絞って、勢いのままに立ち去ろうとするハナの前に立ち塞がり、結婚を申し込む。 ハナは嬉しい気持ちに...
政春とエリーの優しい後押しを受けてら、俊夫とハナは改めて熊虎に向き合い、結婚の許しを乞うことに。
熊虎は二人の本当の気持ちを強く実感、俊夫とハナの結婚は正式に認められた。
そこへ、温かなる祝福に水を注すかのように、政春とエリーの元に、大阪から思いもかけない知らせが...。
鴨居欣次郎(堤真一)の長男・英一郎(浅香航大)が亡くなった、と。
驚きと悲しみの中、政春とエリーは、すぐに大阪へ向かい、英一郎の葬儀へ...。
再会することとなった欣次郎の表情は、将来を託した長男の死で、深い悲しみに...。
政春とエリーが、生前の英一郎の手で初めて仕込んだという原酒を涙ながらに飲む中、欣次郎は生前の英一郎のありのままを、政春に負けたくない一心で努力し続けてきたことを、理想とするウィスキーを飲みたがっていたことを、涙ながらに打ち明けて...。
一夜明けて、政春は英一郎の想いをすべて受けとめるかのように、ある決意を固めた。
その足ですぐに、筆頭株主・渡に増資を懇願、取り付けることに成功へ...。
ほどなく、その資金をもって、ブランデー製造の際に使用する蒸留釜装置を、工場に導入する方向へ...。
そして、俊夫とハナの祝言の日。
政春とエリーが新郎新婦の仲人を務め、熊虎はじめ余市の人たちとともに、二人の門出を祝福。
その喜びにあふれてからの落ち着きを見計らった政春は、祝いの席上にて、ある重大発表へ...。
終盤にて、英一郎の死という悲しみとは...。
それでも、英一郎の想いを踏まえての政春の再出発にふさわしい、俊夫とハナの恋愛成就と結婚、家族と朋輩となる人たちからの祝福...。
忘れられないものになるんだろうなあ。
結婚祝いとして贈るにはいろいろあるだろうけど、熊虎のニシン御殿での暮らしにおける幸せについて、想像をめぐらせてみれば...。
皮肉な見方になってしまって失礼になりそうだけど、特に寒さの一番厳しい時期ほど実感させられる気が...。
家族で囲んで暖をとりながらの北海道の鍋料理の代名詞である【北海石狩鍋】は、鮭、えび、貝などの具材で占められる御当地鍋で、具材の旨みが解け合う北国の味。
秋から冬にかけて、寒さの厳しくなる中では、遡上することになる天然紅鮭で、最高級の味とされる【北洋産 天然紅鮭】が...。
正月になれば、おせち料理でおなじみの子宝への恵みの強い願いを込めた【北海道余市加工 訳あり 味付け数の子 1kg】。
美味しいボリボリ食感を堪能できるのが、一番嬉しいや。
『マッサン』の舞台である北海道余市のみならず、北海道のすべての人たちが、心身ともに温まることを祈って...。
いにしえより大切にされてきた幸が、末永く受け継がれるために...。
2015-01-23 |
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