ごちそうさん あらすじ ネタバレ 第9週
「君をあいス」
11月25日月曜日より放送。
め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)、和枝(キムラ緑子)、静(宮崎美子)から、酉井捨蔵の本当の名前である西門正蔵(近藤正臣)の過去の経緯を聞くこととなった。
元来、西門正蔵は鉱山の技師で、家事に関しては悠太郎たちの母親に任せきりのまま久しく、ある日突然、悠太郎の母親が亡くなって...。
正蔵は西門家に戻ったものの、仕事もせず酒浸りの日々の中、何と後妻となる静を連れて来てしまった。
そんなある日のこと、正蔵は突然失踪。
捜索の末、発見されたのは温泉宿で、しかも、女中と一緒。
その一件を境に、悠太郎たちは正蔵は死んだものとして暮らしてきたという。
正蔵をかばうめ以子だが、悠太郎は正蔵と会うことを禁じ、これ以上会うなら出て行ってもらうしかないと警告する。
その言葉を聞いた和枝は、め以子の荷物を2階から落として、「出ていきはんねんやろ」と言い放った。
怒っため以子と和枝がやりあっているところへ、静がめ以子に客が来たことを伝えて...。
め以子が玄関に行くと、何と桜子(前田亜季)と文士・室井幸斎(山中崇)が...。
不思議な組み合わせに驚くめ以子に、桜子は室井と結婚して駆け落ちしてきたことを打ち明けた。
桜子と室井は、宿が見つかるまでの間、西門家の厄介になろうと訪ねてきたのだが、前後の状況があまりにも良くなかった。
その一瞬の隙を突いて、和枝は3人を追い出して施錠。 結局その日より、源太(和田正人)の紹介で「こおひい うま介」という喫茶店の世話になった。
市場よりめ以子が西門家に戻ると、め以子の荷物を捨てようとする和枝を止めようとする希子(高畑充希)の姿が...。
希子は「自分も出て行く」と口出し、和枝を怒らせてしまう。
め以子と希子は、悠太郎に正蔵のことを考え直してもらうよう市役所へ出向いたが、悠太郎は頑なに認めず、互いの気持ちは食い違うばかり。
そして、「うま介」にて、め以子は桜子と室井と源太に、これまでの嘆きを口にし、男性を当てにせずあてにせず新しい人生を生きる決意をした桜子と抱き合って、友情を確かめ合った。
「うま介」の店に世話になってからの桜子は、流行に乗っていない店の状況を克服しようと奮闘の日々。
個性的なメニューのアイデアは良くても、名前負けしたままのがほとんどで、例えるならば"焼氷"の場合、削った氷にコーヒーシロップをかけただけとか...。
頭を悩ませるめ以子のところに、源太に連れられた正蔵が訪ねて来て、自身で不興を買って終わりにしようと突飛な行動に出た罪悪感から、め以子に西門家へ戻るよう頼み込むが、悠太郎とのやりとりから、め以子は頷くことのできないままだった。
西門家では、二人きりの状態の続いた静と和枝の衝突が激化する中、徹夜明けで帰宅した悠太郎は、め以子か本気で出て行ったことに驚き、め以子の行方を探しに奔走。
市場で乾物屋の店主に「うま介」のことを聞いた悠太郎は、そこへ出向いて窓からこっそり中を覗いたところ、め以子たちの”焼氷”の実験を目撃。 氷の上にメレンゲを乗せ、ブランデーに火をつけると、本当に氷が燃えているかのようだった。
め以子の発案した”新焼氷”に、皆からの大絶賛を受け、め以子は本当に嬉しそうに笑っていて...。
翌日は、皆による「うま介」の新装開店の準備の中、桜子と室井のなれそめの話に沸く。
それは、かねてより東京の「開明軒」に通う桜子が小説好きであることから始まって...。
同じく「開明軒」に通う室井は、桜子の小説好きを知るなり、原稿を見せるようになったという。
しかし、あまりに酷い小説に桜子が手厳しく意見したことで、室井は奮起することとなり、書き上げた原稿がめでたく入選。
その嬉しさから、室井が桜子の家に忍び込み、追いかけてきた番犬に向かって、桜子が幸運の女神であることを訴えて...。
以来、桜子は彼の姿に惚れたのだという。
そこへ室井が「焼氷の歌」をつくってやってきた。
「うま介」のビラを配りながら歌って、売り込みをかけるという。
桜子としては、本来驚くほどの歌の上手い希子に歌わせる心積もりだったが、肝心の希子は人前で歌うことに恐れているかのようで...。
やむを得ず、桜子が歌うことになるものの、なかなか客足が伸びない。
しかも、酷い音痴で、耳を塞いで避ける人たちばかり...。
窮地の中、希子は自身のために心を尽くすめ以子の姿を思い出して、自身を恥じた。
そして、オルガンに合わせて、希子は小さい声で口ずさみ始め、勇気を振り絞って歌い出すと、少しずつ人だかりが...。
折しも、仕事中に訪ねてきた源太から喝を入れられ市場に来た悠太郎は、人ごみの中で心地良く歌う希子に驚くことに...。
やがて、店じまいの直前で、悠太郎が訪ねてきて、"焼氷"を注文。
その頃には、いつの間にかめ以子だけを残して、皆は引き上げていて...。
悠太郎は語り始めた。
父のこと、考え込む時のクセのこと、好き嫌いがないという言葉の意味を...。
そして、心に閉まっていた悠太郎自身の気持ちを...。
め以子は悠太郎とともに帰宅する中、和枝から帰宅を許されるか不安だったものの、意外にもあっさり許された。
どうやら静と和枝だけの生活に疲れ切ったらしく...。
正蔵に関しても、全員の気持ちの整理のつき次第、ということで話がついたとのこと。
時々め以子が様子を見に行くことも、渋々許しが出たとのことだった。
しかし、その時を境に、和枝は食卓に着かなくなってしまった。
「君をあいス」か...。
め以子と悠太郎の夫婦、
桜子と室井の夫婦、
それぞれの相思相愛にまつわる物語には、さすがに感じ入ることになったけど...。
それ以上に、高畑充希演じる西門希子の歌声が聴けることに、感動させられる。
さすが、コブクロの小渕健太郎の見い出してプロデュースしたアーティスト・"みつき"そのもの。
11月29日金曜日放送の第9週・第53回、忘れられない1日になるかもしれない。
2008(平成20)年9月3日水曜日発売のファーストアルバム『COLOR』、改めて聴いてみようかなあ。
小渕健太郎の作詞・作曲・編曲・プロデュースのデビュー曲で、2007(平成19)年公開の映画『ドルフィンブルーフジ、もういちど宙へ』主題歌の「大切なもの」をはじめ...。
河口京吾作詞・作曲「秋の気配」、川嶋あい作詞・作曲「瞳ひらいて」、矢井田瞳作詞・作曲「i don't know me,」 、竹内まりや作詞・作曲「夏のモンタージュ」 、馬場俊英作詞・作曲「ひとつだけ」...。
そして、みつきが初めて作詞を手掛けた「キズナ」...。
素晴らしい仕上がり。
テレビや映画での女優、
舞台でのミュージカル女優、
アーティスト・みつき、
これからの高畑充希は、どのような変化と成長を魅せることになるんだろうか?
2013-10-03 |
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