ももクロ まとめ ももクロ活字録
ももクロこと、ももいろクローバーZの勢いは、現在においても遠い将来においても、まさにとどまるところを知らないんだろうなあ。
『ももクロ活字録 ももいろクローバーZ 公式記者追っかけレポート 2011~2013』が、8月30日金曜日、白夜書房より発売。
9月7日土曜日放送の情報番組『王様のブランチ』の「文芸書ランキングTOP10」では、第7位となっていて。
かねてからのアイドル戦国時代にふさわしく、ヴォーカルもダンスもステージ全体におけるパフォーマンスも、常に全力疾走であることへの注目に加えて、
大好評のNHK朝ドラ『あまちゃん』の6月24日月曜日より放送の第13週以降、ヒロイン・天野アキ演じる能年玲奈が、東京編での所属のアイドルグループの役づくりの参考にしたとのことから、
いくらか気になったこともあって、『王様のブランチ』を観終えるなり、すぐに購入して一気に読み終えた。
内容に関しては、
冒頭の7ページのみのグラビアページをはじめ、南海キャンディーズの山里亮太との対談や、アナウンサー・清野茂樹と永遠のモノノフ見習い漫画家・所十三へのインタビューも興味深いけど...。
肝心のおもな部分は、ももいろクローバーZの番記者として、ツアーパンフレットはじめ多くの記事を執筆している小島和宏氏による、2011(平成23)年4月の中野サンプラザ大会から2013(平成25)年8月の日産スタジアム大会にかけての、21のドキュメンタリー。
感想としては、いわゆるモノノフと同じ目線に立っての記事内容に共感できるのはもちろんのこと、
さすがプロレス記者として知名度を上げたことあって、プロレスをはじめとする格闘技特有の比喩表現が面白い。
女子ノフや格闘技に疎いモノノフには、いくらかわかりづらい文章は少々あるものの、ライブ観戦直後のレポートを掲載していることあって、熱量は充分すぎるほど。
要は、ファン目線でありながらもプロとしての客観的な目線も失っていないということ。
特に、演出への批判が目立った、5TH DIMENSION TOURと日産スタジアム大会にまつわる冷静な考察は必読。
そして、一番強く心を揺さぶられたのは、
2011(平成23)年4月10日日曜日のサブリーダー・早見あかり脱退後のメンバーやモノノフそれぞれの揺れる心のありのまま。
2012(平成24)12月31日月曜日の第63回NHK紅白歌合戦初出場直後の、メンバーとあかりとの電話でのやりとり。
小島氏でなければ、表に出なかった話なんだろうな。
人気上昇に伴う会場の段階的な大規模化の際立つ中、メンバーを遠い存在に感じてしまうモノノフそれぞれの心理は、どのようなものなのだろうか?
ももクロにとっての「いま会えるアイドル」とは、
当初の「週末に代々木のケヤキ通りに行けば、ももクロに会える」から、
「いま、ももクロのいる同じ時代を、ともに生きているという幸せ」へと、
昇華したのかもしれない。
これからも陰ながら見守ろうっと。
2013-09-07 |
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