womanドラマ あらすじ ネタバレ 第1話
いよいよ放送開始。
7月3日水曜日22時より日本テレビ・水曜ドラマ『Woman』第1話が。
あの2010(平成22)年の同じ局と時間帯にて、母性愛を描いた『Mother』の脚本・坂元裕二と演出・水田伸生を軸にした制作スタッフが再集結して、シングルマザーの奮闘する姿を描いたヒューマンストーリーを展開。
不慮の事故で夫の青柳信(小栗旬)を亡くして以来、妻・小春(満島ひかり)はシングルマザーとして、長女・望海(鈴木梨央)と長男・陸(高橋來)の姉弟を懸命に育てながら、ガソリンスタンド、クリーニング工場、居酒屋など、できるものを掛け持ちしながら働く日々。
しかし、それでも収入は少なく、やむを得ず生活保護を申請しようと、福祉事務所を訪問。
生活保護課担当員の砂川良祐(三浦貴大)の話では、三親等以内の親族がいる場合、なかなか申請が通らないとのこと。
しかも、小春の実母・植杉紗千(田中裕子)が、小春への援助の意志を示していという。
紗千は20年前、結婚以前に好きになった男・植杉健太郎(小林薫)がホームレス同然で死にかけていたところを助けて以来、愛を貫く決意を固めて、離婚して家を出ていた。
以後、小春との親子関係も断絶。
そして、紗千と健太郎の間には、娘・栞(二階堂ふみ)がいた。
小春は葛藤の末、意を決して、子どもたちを連れて実母・紗千に逢いにいくことに。
このドラマを通して注目すべき登場人物といえば、主人公のシングルマザー・小春をはじめ、子どもらしさを押し殺した大人びた女の子・望海、姉への甘えん坊ぶりのかわいらしく目立つ男の子・陸、心のオアシスとして時折脳裏をよぎる亡き夫・信の姿、といった青柳家そのもの。
決して目立つことのない社会の片隅で懸命に生き抜く姿。
本当に切ない。
考えさせられる、と同時に、生き抜く意志と勇気を求められるかのような物語になりそう。
社会の片隅で懸命に生き抜く姿といえば、
昨年2012(平成24)年1月28日土曜日と2月4日土曜日の2夜にわたって放送された、山田太一脚本のNHK土曜ドラマスペシャル『キルトの家』を思い出した。
主人公は、古びた団地に引っ越してきた若夫婦・空(三浦貴大)とレモン(杏)。
ふとしたことから、奇妙な老人・勝也(山崎努)と出逢い、案内された「キルトの家」での、自立した余生を過ごしたいと強く願う高齢者との心の交流が、とても素晴らしかった。
あれから1年5ヶ月後、
この度の『Woman』で、三浦貴大演じる福祉事務所生活保護課担当員・砂川良祐。
どのように支えて、どのように見届けてゆくのかなあ。
社会の片隅で懸命に生き抜く人たちを...。
2013-06-25 |
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