あまちゃん キャスト 杉本哲太
4月1日月曜日から放送開始されたNHK朝ドラ『あまちゃん』は、第1回から視聴率20%超の続く勢い。
ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)の魅力はもちろんのこと、ほかの多くのサブキャラも魅力いっぱい。
その魅力あるササブキャラが、脚本家・宮藤官九郎の描く"クドカンワールド"を面白おかしく展開させていて、素晴らしい仕上がり。
その中の一人で一番に思い出すのは、やはり、杉本哲太演じる大向大吉かなあ。
北三陸鉄道の北三陸駅駅長で、かねてからも、かの1984(昭和59)年7月1日の開通当日からも、アキの母で2歳年下の幼馴染の春子(小泉今日子)に強い想いを寄せて、不器用ながらも北三陸市全体の将来の活性化のために尽力する役回り。
特に、春子との掛け合いが最高。
そして、テーマソングと言っても過言じゃない、1984(昭和59)年公開のアメリカ映画の同名主題歌「ゴーストバスターズ」。
不器用ながらも尽力する姿といえば、思い出すなあ。
2005(平成17)年3月より公開された映画『恋は五・七・五!』。
愛媛県松山市で開催される全国の高校生の競う俳句大会「俳句甲子園」を舞台にした青春ラブコメディーで、演じるは廃部危機を打開するために不器用ながらも尽力する、俳句部顧問・高田マスオ。
なかなかいい味出してた。
そして、この度の『あまちゃん』。
あの頃以上の役回りかもしれないなあ。
体質的に酒に弱いゆえ、船酔いを起こしやすいために、北三陸鉄道に就職。
北三陸市全体の活性化のためなら、度を超すこともしばしばで、海女の後継者不足解消を目当てに、アキの祖母・夏(宮本信子)の危篤の嘘メールを春子に送ったり、春子に好意を寄せようとする男たちに敵愾心をあらわにする嫉妬深さ。
高校時代以来の犬猿の仲の後輩で観光協会会長・菅原保(吹越満)と繰り広げる丁々発止のやりとり。
そして、職場の後輩で北三陸駅副駅長・吉田正義(荒川良々)との、漫才のような面白おかしい関わり合い。
ほとんど笑える。
何よりも、これからの物語の節目節目において、
春子の過去が明らかになる5月13日月曜日放送からの第7週、
アキが東京へ行ってからの6月24日月曜日以降の第13週以降、
あの2011(平成23)年3月11日金曜日の「3,11」こと東日本大震災、
どのような表情と生き様が描かれるんだろうかが、気掛かり。
2013-05-01 |
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