矢沢永吉 so long
何年ぶりだろう?
この楽曲の題名を意識したのは?
ホント、おかしなもんだ。
来月2月20日水曜日発売のAKB48の30枚目のシングル「So long!」のジャケット写真初公開のニュースに背を向けるようにして、矢沢永吉の代表曲のひとつとされるバラード「So Long」に注目してしまうなんて。
そりゃそうさ。
(ホントにかなり長い話で、ゴメンナサイですけど、)
口の悪い音楽ファンが言うような"AKB"商法"が通用できたとしても、売り上げの記録が残っただけであって、人間の心に残る音楽として通用できるのかどうかが疑問だし。
それぞれのお気に入りのAKBメンバーとの握手券欲しさに、シングルを複数枚買いして、握手券を手にすれば、用なしとなった余分なシングルはブックオフに出されてオシマイ。
AKBメンバーも実際の生放送の歌番組では、口パクと変わんねえし。
たとえ、実際に歌えたとしても、全員で同じ音程を歌うだけであって、コーラスもハーモニーもねえしな。
そりゃそうだ。
戦(いくさ)での鉄砲のような「数撃ちゃ当たる」のような感覚で、全員で同じ音程を歌ってさえすりゃ、メンバーの誰かさんが手を抜いたとしても、思う存分ごまかせるだろうし。
それで2年連続で日本レコード大賞受賞できるんだから、「一体どうなっちまったんだ?」って感じ。
たしかに、かつておニャン子クラブを手掛けたことで知られる総合プロデューサー・秋元康の考える、
「ただの素人に過ぎなかった女の子が、紆余曲折を経て、アイドルとして羽ばたけるまで」
を前提とした売り込みの戦略も解からないわけではない。
その中で懸命に取り組む女の子に共感して応援したくなる男どもが群がるのも、解からないわけでもない。
しかし、だからと言ってだよ。
真剣に音楽に取り組んで、シングルやアルバムやコンサートチケットを売ることで、真剣に勝負しているミュージシャンと同じ土俵に立たせること自体オカシすぎだ!
そこへシャシャリ出るかのように、表ではカッコよくゴタクならべて政治のあり方とやらをもっともらしく語っている、右寄りの小林よしのりや、左寄りの田原総一郎などが、ワケわかんねえことテキトーにホザきまくっているんだから、始末に負えねえったらありゃしねえんだよ!
ただ、
この時期に出すAKBのシングルは、"桜ソング"と言われているものがほとんどらしく、今回のはその第6弾とのこと。
そのミュージックビデオを手掛けるのは、「尾道三部作」や「新・尾道三部作」などで知られる大林宣彦監督。
監督曰く「AKBから見れば、ひいおじいちゃんにしか見えなくても、一緒にいると楽しくてアイディアがどんどん湧いてきて、64分の劇映画になってしまった」とのこと。
そして、「若い人たちに、ひいおじいちゃんの体験したこと、学んだことのすべてを伝えれば、彼女たちがまたそこから、新しい未来をつくっていくことになるだろう」と。
本来の意味としての"新しい未来"がつくられることを祈って。
それは、誰もが納得のできるものであることを願って。
しかし、その答えは風の中。
紆余曲折あろうとも生き抜くまで。
長い長い話はこれでオシマイにして、
矢沢永吉の「So Long」、
1980(昭和55)年に発売されたワーナーパイオニア移籍第一弾のアルバム『KAVACHI』の最終収録曲。
今まで信じ合っていたはずの男と女の、月の夜の悲しい別れの曲。
だけど、メロディーは素晴らしい。
アルバムを最初から最後までゆったりと聴くのも悪くないけど...、
やはり尾を引いているのかな、
昨年2012(平成24)年9月1日土曜日、横浜の日産スタジアム、
40周年記念ライブ"BLUE SKY"を完全収録したDVD。
『EIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY LIVE BLUE SKY』
怒涛の演出の数々による圧巻のステージングで、合計26曲。
特に、ラストソングの「So Long」。
素晴らしい。
2013-01-26 |
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