わろてんか あらすじ ネタバレ D B
前年2017(平成29)年10月2日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『わろてんか』は、この年2018(平成30)年3月31日土曜日にて、最終回・第151回。
(語弊ありますけど...)
全体的にゆったりと流し見できる作風、かも...。
どうしても好む好まざる関係なしに平日午前中出勤前の気分が大きく左右してしまう以上、1週間単位の物語特有の予定調和も、必要不可欠やむなし?
ただ、それぞれの登場人物の掘り下げ方が浅いとスッキリしない想いが...。
それでも、脇役となる登場人物は、ささやかながらの強き輝きもしばしば垣間見られ、何よりというところかなあ。
明治時代の後期より、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた"笑い上戸"の主人公・藤岡てん(葵わかな)が、大阪船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」の跡取り崩れで旅芸人崩れの藤吉(松坂桃李)と出逢って一緒になってからの波乱、しばしば目の離せなかったものの...。
「好きな笑いを商売にしてみれば」とのてんからの一言ゆえ、ともに素人ながら手探りで大阪での寄席運営を始める前後に至る第6週まで収録の【連続テレビ小説 わろてんか 完全版 DVD/Blu-ray-BOX1】は、すでに2月21日水曜日より発売...。
てんと藤吉が自分たちの寄席を「風鳥亭」と名付けて開業するも四苦八苦、それでも"伝統派"の大看板の落語家・喜楽亭文鳥(笹野高史)の出演を起爆剤としての上り調子の第7週から...。
"落語界の風雲児"こと月の井団吾(波岡一喜)の巻き起こす波乱、僧侶上がりの"興行界の風雲児"こと寺ギン(兵動大樹)との対立と駆け引き、それぞれをを経ての成長。 4年後の長男・隼也誕生、家族の将来のために寄席を多く増やそうとする藤吉の奔走ぶりの第16週まで収録の、【完全版 DVD/Blu-ray-BOX2】は、4月25日水曜日より発売予定...。
そして、藤吉との死別、てんの「北村笑店」女興行師としての孤軍奮闘ぶり、隼也(成田凌)との悲しい決別、昭和時代に入っての戦時下の濃厚ぶりをかいくぐるかのごとき人間模様、笑いの慰問団「わろてんか隊」の中国大陸への派遣好評ゆえの受勲。
以後のてんの"女太閤"としてのひととなりを軸に終戦まで生き抜く姿の描かれた、残りすべて収録の【完全版 DVD/Blu-ray-BOX3】は、6月20日水曜日より発売予定...。
いずれにせよ、モデルである「吉本興業」の歩みと重ね合わせるかのごとき、物語全体を拾い読みするかのごとき、鑑賞の反面、特典映像での俳優それぞれのオフショットの堪能で、存分満喫するのがふさわしいかなあ。
2018-03-10 |
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