わろてんか あらすじ ネタバレ 第5週
「笑いを商売に」
10月30日月曜日より放送。
藤吉(松坂桃李)は、北村屋の莫大な借金事情に驚愕。
それでも、てん(葵わかな)との結婚を認めてほしいと、母・啄子(鈴木京香)に哀願。
しかし、啄には構う余裕がない。 番頭と使用人の相次ぐ立ち去りゆえ、窮状は深まる一方...。
そこへ、キースこと山村喜助(大野拓朗)からの儲け話が...。
藤吉は早速、手を出すも、無情にも悪徳業者による罠...。
さらなる借金の蓄積ゆえに居たたまれなくなった藤吉は、北村屋から姿を消してしまった。
数日後、藤吉を案じるてんは、意を決して町へ..。
四苦八苦の末、ようやく心当たりにたどり着いたものの...。
てんが目の当たりにしたのは、何と藤吉とリリコ(広瀬アリス)の寄り添い合う姿...。
またリリコと藤吉による波乱の再来か...。
ふと脳裏をよぎった。
2017(平成29)年1月21日土曜日より公開の和久井健原作・山本又一朗製作・園子温監督・水島力也脚本の映画『新宿スワンⅡ』でのヒロイン・小沢マユミを...。
あの妖しげな出で立ちと「お姫様でいたい」との熱情、まさにリリコそのもので...。
逆に、浪費を重ね、なおかつロクに仕事もせず、借金を返済するために別の金融業者からも金を借りる繰り返しの多重債務者ぶり、本人に至って能天気で現実味のない姿勢は、まさに藤吉そのもの...。
それでも、主人公のタツヒコこと白鳥龍彦(綾野剛)のような、歌舞伎町でのパチンコ打ちの失敗しての落胆から、スカウトの世界に入ってからの、バカで勘違いな性格で一人で突っ走る三枚目ぶり...。
特に、無様ながらも、心に決めた女性を守る熱い一面で、かろうじて保っている姿勢...。
藤吉の人となりそのもの???
だからこそ、つい考えさせられてしまう。
物語全体を通しての実社会における暗部に陥ってしまった人たちの切迫した状況...。
いつの時代も変わらないままなんだろうか...。
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