松坂桃李 わろてんか 浪漫主義
としての人となりか...。
10月2日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『わろてんか』に出演決定の高橋一生演じる大阪の伊能薬品社長の愛妾の子・伊能栞の存在が、何気に気になってしまうだけに...。
同じくらいに、ヒロイン・藤岡てん(葵わかな)の夫となる大阪船場の老舗米問屋・北村屋の長男・北村藤吉の存在も...。
何よりも、あの2014(平成26)年1月5日月曜日より放送開始のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』...。
6月22日日曜日放送の第25回終盤より演じた、黒田官兵衛(岡田准一)の嫡男・長政の若さと勢いを演じた記憶の残っていたことあって、後年の"黒田二十四騎"と呼ばれることとなる精鋭家臣団の頭脳派かつ冷静沈着の二番家老・井上九郎右衛門の存在も、呼び起されてしまって...。
『わろてんか』で演じる北村藤吉とは、誕生より決定同然の家業継承を嫌い、旅芸人一座を隠れ蓑にした放浪の最中、ヒロイン・てんと出逢って恋に...。
ただ、笑い好きな反面、芸の才能のなさに落胆...。
思い悩んだ挙句、てんとの結婚のため、船場に戻っての家業継承を決断...。
性格としては、心優しく人を信用し過ぎゆえの失敗が玉にキズ。
それでも、てんを「一生笑わせてやる」という誓いを忘れず、その実現のために突っ走るロマンチスト...。
人となりとしては...。
2012(平成24)年10月26日金曜日より発売の『TORing 松坂桃李コンプリートBOOK』(学研パブリッシング)での、ありのままの素顔....。
同年4月2日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』、同年10月13日土曜日・10月20日土曜日の2回放送のNHK BSプレミアム『梅ちゃん先生~結婚できない男と女スペシャル~』での、ヒロイン・梅子(堀北真希)の夫となる幼なじみ、隣近所の小さなねじ工場・安岡製作所の息子・安岡信郎...。
学業苦手かつ血気盛んの一方、人情味のある人となりと仕事ぶり...。
2016(平成28)年4月17日日曜日から6月19日日曜日まで全10話放送の水田伸生演出・宮藤官九郎脚本の日本テレビ日曜ドラマ『ゆとりですがなにか』、翌年2017(平成29)年7月2日日曜日・7月9日日曜日の2話放送のスペシャルドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』では、「ゆとり世代」の一人...。
都内の小学校4年2組担任のちの学年主任・山路一豊(やまじー)の不器用ながらの実直さ...。
中でも、男女関係における童貞としての「長年の定点観測」による独特の思想、なかなかのもので...。
これらを踏まえるかのような成功と失敗の繰り返しを経ての成長ぶりの予感が....。
1988(昭和63)年10月17日生まれの左利きで、神奈川県茅ヶ崎市出身。
2008(平成20)年、友達に誘われて応募した「チャレンジFBモデル2008オーディション」にてグランプリを受賞、雑誌『FINEBOYS』専属モデルで芸能活動を開始。
同時に、杏や菅原将暉の所属の芸能事務所・トップコートの養成所「Artist★Artist」へ第8期生として入校。
2009(平成21)年、「スーパー戦隊シリーズ」第33作『侍戦隊シンケンジャー』の志葉丈瑠/シンケンレッド役で俳優デビューと同時に、テレビドラマ初主演。 同作の劇場版にても映画初出演・初主演。
2010(平成22)年4月3日土曜日から2011(平成23)年3月26日土曜日までは、日本テレビトークバラエティ番組『心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU』のレギュラー初出演を果たすことも...。
以後の活躍は周知の通り...。
これからの伸長と飛躍と大成が、ますます気になるところ...。
「桃李(とうり)」という名とともに...。
中国歴史家・司馬遷の『史記』からの言葉「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす)」、すなわち「徳のある誰からも慕われる人」になって欲しいという父からの願い...。
中国の故事「桜梅桃李」、すなわち「自分らしさを大切に」という母からの願い...。
これは大きいだろうなあ。
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