とと姉ちゃん あらすじ ネタバレ 最終週
「常子、花山に礼を言う」
9月26日月曜日より放送。
1974(昭和49)年4月、寿美子(趣里)の退職を契機に、勤労主婦増加を察した常子(高畑充希)は、『あなたの暮し』編集内容はじめ編集部内環境の刷新を決意し、勤労女性への助力を『あなたの暮し』新テーマに据えることに...。
女性社員としては現状でも充分満足とのことだったが、常子のみ貪欲、早々より自宅勤務という新機軸を打ち出す。
常子の矢継ぎ早の改革により、社員たちが困惑かつ翻弄される中、伊佐次(唐沢寿明)のみ理解。 早速、目指すべき道を見つけるべく、取材のため単身広島へ....。
しかし、伊佐次は過労で倒れてしまった。
常子は驚き、急遽伊佐次の収容された広島市内の病院へ...。
病床の伊佐次は、妻・三枝子の見守る中、先の戦争への積極的な関与ゆえ、戦争を知らない将来の世代のために、戦時中の記録を残しておきたい、退院後はすぐに取材を開始したい、と訴えて...。
常子は深く理解。 しかし、夫を案じる妻の猛反対には、何も言えないまま....。
それから数日後、伊佐次は医師からの自宅療養厳命や家族はじめ社員たちの心配に反して、「あなたの暮し出版」編集部に出勤。
常子は厳しく叱責。 社長命令で伊佐次を帰宅させつつも、読者からの戦時中の体験記を記した手紙を、すべて伊佐次の自宅に届け、仕事への協力を約束する。
常子の協力の日々の中、伊佐次は読者の戦争体験の手紙に感動。 すべてを一冊にまとめての出版を提案。
『あなたの暮し・戦争特集号』が発売された。 創刊以来最高の販売部数を記録し、悲願だった100万部を達成へ...。
伊佐次は、読者からの好意的な感想に、心から満足。 常子は、今後の『あなたの暮し』のためにも、充分な養生による健康回復の願いを伝えて...。
その年の冬、常子たち家族の願いも虚しく、衰弱の進んだ伊佐次は口述による原稿執筆の日々へ...。
ある日のこと、原稿受け取りに訪ねた常子は、「あとがき」の口述筆記を依頼され、わずかに残された力を振り絞るかのように語る伊佐次から、遺言めいた響きを痛感して...。
口述筆記が終わって...。
「常子さん、ありがとう」...。
2日後、伊佐次は息を引き取った。
常子は美子(杉咲花)とともに茫然となる中、妻・三枝子より、『あなたの暮し』の将来は常子のいる限り安泰と、息を引き取る直前の伊佐次からの告白を伝えられる。
常子は涙ながらに感謝の意を伝えた。
それから2ヶ月後、常子と伊佐次創刊の『あなたの暮し』は、世の中に良い影響を与え続けた功績が認められ、出版界の栄誉ある賞を受賞した。
常子は受賞インタビューのためのテレビ出演。 鞠子(相楽樹)と美子は、それぞれの家族たちとともに、常子の受賞を祝福した。
その夜の常子は、不思議な夢の中...。
それは、亡き父・竹蔵(西島秀俊)との再会。
常子は喜びほどなく、「あなたの暮し出版」に案内すると、これまでの歩みを語り始める。
常子は、竹蔵からこれまでの努力を讃えられて、満ち足りた気持ちになり始めるや、突然夢から覚めて...。
常子は、竹蔵亡き後に記した三つの目標の短冊を、万感の想いを込めて机の中にしまい、感無量に...。
やはり、最終週にふさわしく、花山伊佐次による平和への願いが...。
実在モデルである、花森安治による『戦争中の暮しの記録』(暮しの手帖社)発売は、1968(昭和43)年8月頃、改訂版は約48年後のこの年2016(平成28)年8月5日金曜日発売...。
まさに戦時中のありのままが...。
そして、改訂版としてほぼ同時期にあたる、7月8日金曜日発売の『暮しの手帖別冊 花森安治「暮しの手帖」初代編集長 2016年 8月号』(暮しの手帖社)での、世に言う「カリスマ編集長」の軌跡も振り返ってみて...。
今からでもよし、折をみて繰り返して読むもよし、しっかりと噛みしめて体感してみるか...。
伊佐次の最後の取材先で、平和都市の象徴の一つである広島における、ありのままとともに...。
1937(昭和12)年創業の老舗『日東食品工業』の【しょうが湯・くず湯お試し18点セット】しかり...。
1918(大正7)年創業の老舗『平安堂梅坪』の【銘菓 吾作饅頭 (12個入り)】しかり...。
『山口屋水産』の【広島産牡蠣のおつまみと瀬戸内海産焼きあなごギフトセット】しかり...。
広島をはじめとする平和都市からの祈りが、全世界に浸透することを祈って...。
2016-09-10 |
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