とと姉ちゃん あらすじ ネタバレ 第25週
「常子、大きな家を建てる」
9月19日月曜日より放送。
あれから6年の歳月の流れた、1964(昭和39)年...。
常子(高畑充希)は大きな家を建てるという夢を叶え、この頃の小橋家には、ほかに母・君子(木村多江)はじめ、鞠子(相楽樹)・正平(伊藤淳史)夫婦と長女・たまき(稲垣来泉)、美子(杉咲花)・大昭(上杉柊平)夫婦、そして潤と眞由美という子ども2人を加えての、9人の大所帯に...。
鞠子が専業主婦ぶりに磨きのかかる反面、美子は結婚と出産を経ても編集者としての勤務の日々にあった。
そんな美子の様子を直に見てきた常子は、女性の勤務しやすい環境整備へ...。 綾(阿部純子)など子育ての終えた女性たちの中途採用に尽力してゆく。
ある日のこと、伊佐次(唐沢寿明)から自分の手で何かを書いてみろと促された常子は、戸惑いつつもテーマ探しへ...。
君子は、体調を崩して入院した。
しかし、病室で一人過ごすことの耐え難さから、自宅療養を希望。
聞き入れた常子の計らいあって、小橋家での3ヶ月が流れて...。
東京オリンピック開催直後の大盛況真っ只中のある日のこと、たまきが風邪で寝込んでしまった。
君子は、潤の真由実の面倒をみることに.なっての戯れから、幼き日の3姉妹を回想...。
その様子から、常子は執筆のテーマを見い出し始めるが、君子の衰弱は進み1日の大半を床の上で過ごすまでに...。
伊佐次が小橋家を訪問。 君子を見舞うとともに、かねてより気に病んだことを告白。
鞠子や美子が家庭に恵まれた人生を送れた反面、今日まで雑誌づくりに人生のすべてを捧げてきた常子を、結果として誤った方向に導きさえしなければ、との後悔の念の伊佐次に、常子なりに幸せな人生を送ってきたはず、との三姉妹の将来の幸せを願う旨をもって、君子は優しく励まして...。
その日の夜、三姉妹は君子を囲んで、久しぶりの4人だけの時間へ...。
常子は、心から執筆したいテーマを見つけて、『あなたの暮し』誌面での連載の開始...。
歳月は流れて、1973(昭和48)年10月...。
好評ゆえ過去9年間にわたっての常子の連載『小さなしあわせ』は、単行本化されるほどの人気を高めるに伴い、「あなたの暮し出版」の社員の7割は女性に...。
常子は女性の勤務しやすい環境整備を進める中、当時では珍しかった産休付与、産後の本人希望による雇用の継続などの充実と裏腹に、この頃の女性誌の多くが暮しよりもファッション重視、となった消費者からの女性誌への欲求の高まりを、否応なく痛感させられて...。
常子が忘れ物をして出社したある日のことだった。
それを届けに尋ねたたまき(吉本実憂)は、その時行われていたスチーム式アイロンの商品試験など活気に満ちた編集部の様子に心奪われて、帰宅早々より常子の会社での勤務希望を鞠子と正平に申し出る。
驚く両親への説得を終えてほどなく、たまきは「あなたの暮し出版」の入社試験、作文と書類選考による一次試験に合格。
そして、二次試験では、試験官の常子と伊佐次による、たまきたち受験者へ相次ぐ課題。 しかも、調理や地図の描写などの入社試験らしからぬものばかりで...。
たまきは、「あなたの暮し出版」入社試験に晴れて合格。 入社から半年後の1974(昭和49)年4月、たまきや同期入社の女性社員はみな優秀、積極的な仕事の姿勢とあって、常子は満足だった。
しかし、順調な仕事ぶりだった伊佐次が、5年前の心筋梗塞による2ヶ月の療養生活だったいきさつあって、常子はより気がかりに...。
そんなある日、寿美子(趣里)が育児中の家庭と仕事の両立の難しさから、退職願。 かねてより寿美子の悩みを聞かされていた常子は、より働きやすい環境充実のため、ある解決案を発案へ...。
物語は、いよいよ大詰めか...。
1960年代の高度経済成長期を充分体感してきた消費者としても、時代の流れに伴い、段階を経て、少しずつ変化してゆくもの...。
物資の少なかった時代ゆえに求める"日常"から、衣類で着飾ることでの違う自分をつくり上げて心を満足させる"非日常"へ....。
それに適応するかのように、鞠子と正平の娘で成長したたまきが、最後の最後で魅せてくれる予感が...。
たまきを演じる、吉本実憂か...。
1996(平成8)年12月28日生まれの、福岡県北九州市出身。
2012(平成24)年夏、オスカープロモーション主催の第13回全日本国民的美少女コンテストでのグランプリ受賞からはじまって...。
初仕事は、同年9月の東京都内のラルフ・ローレンの直営旗艦店オープニングレセプションへのゲストとしての参加。
2013(平成25)年1月からは、かのコンテストに出場したメンバーとともにガールズユニット「次世代ユニットX21」のリーダーの傍ら、2月には第85回記念選抜高等学校野球大会で大会史上初の「センバツ応援イメージキャラクター」に起用。 8月にはヤマザキナビスコ「オレオ」のCMにてCM初出演。 11月には第11回クラリーノ美脚大賞をティーン部門にて受賞。
2014(平成26)年7月3日木曜日より放送の読売テレビの深夜ドラマ『獣医さん、事件ですよ』でのテレビドラマ初出演の勢いを駆って、あらゆるドラマや映画への出演が相次いで...。
2015(平成27)年4月6日月曜日からは、NHK Eテレ『東北発☆未来塾』でのナレーションで、あの「3.11」こと2011(平成23)年3月11日金曜日14時46分発生の「東日本大震災」以降の東北地方のあらゆる人たちを見守り続けて...。
この度のNHK朝ドラ初出演...。
心はいつでも、あの2013(平成25)年4月24日水曜日発売のファースト写真集『吉本実憂写真集』(ワニブックス)のような、初々しさのまま...。
これからへ邁進する初々しさなんだろうなあ。
そして、人と人との関わりと温かみにおいては、かの『獣医さん、事件ですよ』が...。
"シバケン"こと"平成の寅さん"とも呼ばれる柴動物病院院長・柴健太郎(陣内孝則)の養女・日菜子のような、養父譲りの困っている人がいると放っておけない、おせっかい焼きの際立ちながらの行動力と重なる部分が...。
この度の『とと姉ちゃん』でのたまき同様、吉本実憂の将来が、ますます気になってしまう。
なお、高畑充希とは、2014(平成26)年放送のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』という同作品での出演はあるものの、本格的な直接共演は、これが初めて...。
ある意味、感無量なのかもしれないや。
そして、互いに触発されることになるんだろうなあ。
2016-09-01 |
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