とと姉ちゃん あらすじ 第21週 第22週
第21週「常子、子供たちの面倒をみる」
8月22日月曜日より放送。
「あなたの暮し出版」の商品テストは、さまざまな分野に広がり、すべてのテストをまとめる常子(高畑充希)は多忙な日々...。
伊佐次(唐沢寿明)の商品テスト取り組みの姿勢も、より厳しさを増し、トースターのテスト開始にあたっての社員の覚悟を問いただすとともに、メーカー各社からの商品提供を断固拒否。
常子(高畑充希)も、以前の商品提供による無理難題の痛感あって、心から賛同する。
ある日、武蔵(坂口健太郎)が勤務先の洗剤を提供したいと申し出る。
常子は嬉しい気持ちを隠しつつも、仕事上の方針あって断る。
それでも、申し訳なさから星野家へ詫びに出向くと、長男・大樹が熱で寝込み、長女で妹・青葉が看病、二人きりで留守番しており...。
ほどなくして、武蔵が帰宅。常子に感謝の旨を伝えるも、仕事の繁忙期の2ヶ月間、特に木曜日は帰宅が遅くなって、子どもたちが心配と...。
常子は木曜日のみ子どもたちの面倒をみたい申し出るが、武蔵は気遣って遠慮する。
それでも常子は押し切り、週1回のみ星野家を訪問することになった。
トースターのテストが、すべて完了した。
しかし、すべて粗悪なものばかり。 伊佐次は、厳しく批判すべきと同時に、製造に携わった人たちへの批判にもなると痛感するゆえに苦悩する。
同じく痛感した常子は、筆の進まぬ伊佐次に夜遅くまで付き合う傍ら、木曜日には星野家へ足を運ぶ日々に...。
美子(杉咲花)は、常子の仕事ぶりの真剣さを痛感する一方、「キッチン森田屋」の料理人・南大昭(上杉柊平)との結婚を意識。 それゆえに、常子より先に結婚することの後ろめたさあって、好きな男性がいれば結婚してはどうかと、常子に詰め寄る。
しかし常子は動じることなく、会社の成長が何よりの喜びであること、亡き妻を想う武蔵の気持ちは変わらないことを理由に、丁重に断る。
数日後、テスト結果の特集記事が話題となる中、「ちとせ製作所」の田中が、記事での酷評による売上激減から、怒りの訪問。
伊佐次は、猛然と反論。 責任を持って記事を書いている以上、責任を持ってトースターを製造すべきとして...。
後日、常子は「ちとせ製作所」を訪問。ねたが目の当たりにしたのは、返品の山で途方に暮れる田中夫妻の姿だった。
落胆のまま訪ねてきた常子を察して、武蔵は大樹の電器釡での火傷のいきさつを告白。そのような事故をなくすための価値ある仕事をしていると励ます。
常子は気を取り直し、再び田中を訪問。 商品テストに賭ける想いを告白。
感動した田中は、トースター改善を約束。
武蔵の会社の繁忙期が終了し、星野家の団欒が再び...。
しかし、常子には星野家訪問のなくなる寂しさ...。
呼んでもらえばいつでも子どもたちの面倒をみると申し出る常子だったが、武蔵は忙しさへの配慮から固く断る。
帰宅した常子は美子の前で、武蔵の元へ行けなくて寂しいと告白。 それでも、翌日からは振り切るかのように再び仕事に没頭へ...。
第22週「常子、星野に夢を語る」。
8月29日月曜日より放送。
アイロンのテスト開始...。
社員の木立(植木祥平)と松永(石田法嗣)がアイロンを使いこなせない様子から、常子はすでに「カフェー浪漫」を辞めた源氏名・梢から本名に戻した康恵(佐藤仁美)に協力を求める。
そして、連れてきたなじみの近所の主婦たちともに商品テストへ...。
常子は、「キッチン森田屋」で星野一家と再会。 しかし、どうして家に来てくれないのかと哀願する青葉の姿に、常子も武蔵も応えられないまま...。
数日後、武蔵の元に亡き妻・加奈子の父・弓岡が訪ねて来た。
父が語るには、生前の娘からの頼みで、独身のままなら再婚してほしいとの勧め...。
武蔵の心が再び揺れ始めた。
アイロンのテストがすべて完了した。
常子は、初めて商品テストへの協力を求めた主婦たちの知恵に感心。 商品テストを自宅で行なう主婦を誌面で募集開始。
アイロンのテスト結果掲載の『あなたの暮し』最新号は大ヒット。主婦からの在宅テスターの応募も殺到。
そんな中、問い合わせ対応に忙殺される常子に、青葉からの電話。 兄・大樹が熱で寝込んで助けてほしいとのこと。
早速、星野家を訪ねた常子だったが、目の当たりにしたのは、大樹の元気な姿。 すべては、誕生日を迎えた青葉による常子に来てもらいたいための嘘だった。
大樹の元気な様子に安心して涙する常子の優しさに感激した武蔵は、もっと逢いたい、もっと一緒にいたいと告白。
常子も気持ちは同じだったが、迷惑をかけられないと答える。
常子は、武蔵から抱きしめられる。
電器釡の商品テストの続くある日のことだった。
「アカバネ電器製造」の村山(野間口徹)と酒井(矢野聖人)が編集部を訪問するなり、アイロンのテストで最低のランクを下された腹いせからか、良い評価を下してほしいと泣き脅し。
伊佐次は当然のごとく一蹴。 それでも、数日後には札束攻勢が...。
常子は激怒して追い返すだけだった。
ある日、常子は武蔵と大樹と青葉の星野一家を自宅に招待。 母・君子(木村多江)ほか、正平(伊藤淳史)と鞠子(相楽樹)と長女・たまきの水田一家、美子と恋人・大昭も加わり、賑やかな食卓へ...。
ところが、突然の投石で窓ガラスが割れて、緊迫した面持ちに...。
しかも、嫌がらせは、花山家にも「あなたの暮し出版」のほかの社員にも相次いで飛び火...。
社員たちが恐怖を募らせる中、訪ねて来たのは、相次ぐ嫌がらせの主ではないかとされる「アカバネ電器製造」社長・赤羽根憲宗(古田新太)...。
常子は恫喝と見るや、赤羽根を毅然とした態度で追い返した。 怒り心頭のまま、恫喝に屈するなと社員を奮い立たせる一方、幼い大樹と青葉への危害を恐れて、星野家訪問を取り止めにする。
電器釡のテストが完了した。
「アカバネ電器製造」の電器釡は、またしても最低ランクの評価だった。
電器釡のテスト結果掲載の『あなたの暮し』最新号完成を目前に、仕事に一区切りついた常子を武蔵が動物園に誘った。
一方、赤羽根は新たなる妨害工作の準備を進めていた。
この常子と武蔵の恋模様と大人たちの思惑のうごめき...。
あの1月18日月曜日から3月21日月曜日まで全10話放送された坂元裕二オリジナル脚本のフジテレビ"月9"ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を、つい彷彿とさせるかのよう...。
たしか、北海道のさびれた町にて、母(満島ひかり)亡き幼少より育ての親である林田雅彦(柄本明)・知恵(大谷直子)夫妻の下、家政婦同様の日々ゆえ、「あきらめること」の受け入れから一念発起し、大手介護施設「春寿の杜」勤務の介護福祉士・杉原音(有村架純)と、福島の祖父・健二(田中泯)の失った土地を取り返すことを夢見て上京し、運送会社「柿谷運送」勤務の曽田練(高良健吾)との青春と恋愛模様を主軸にしており...。
坂口健太郎演じるは、練の掛け持ちする「スマートリクルーティング」でのパートナーで自由奔放ゆえ本気になったことのない中條晴太。
高畑充希演じるは、東京で常に高級品に包まれ華やかに生きている広告代理店勤務の女性で、練の元恋人・日向木穂子。
直接共演はほぼなかったものの、混沌とする世の中の荒波を生き抜く姿を若者たちの青春群像劇、心に浸透するものが...。
結果として、平均視聴率9.7%と芳しくなかったものの、同じ時代を生き抜く若年層の関心の高さゆえの、登場人物の繊細な言葉と一挙手一投足の描写の繰り返し鑑賞目当てからか、録画率は高く、「TV視聴"熱"ランキング」(ツイッターによる1週間のテレビ番組の言及件数ランキング)では、初回からドラマ部門の上位をキープ。 特に、最終話の放送日(3月21日月曜日)が含まれた3月27日日曜日までの集計分では、164948件を記録。 同期間の全てのテレビ番組を対象とした総合ランキングでも、2位(NHK大河ドラマ『真田丸』)に10万件以上の差をつけて堂々の1位に...。
『とと姉ちゃん』における初の本格的な直接共演か...。
最終的には互いの想いの成就する形で大団円を迎えたい人たちは、きっと多いだろうなあ。
2016-07-30 |
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