黒木華 初主演 感動 重版出来! DVD Blu
として、永遠に多くの人たちの心に残ることになるんだろうなあ。
たしかに、TBS系の火曜ドラマ枠とあって、多くの人たちにとっての休み明け日中勤務2日目が大部分(?)ゆえの、本調子じゃない(?)ことが、低視聴率として反映されているかも???
事実、この年2016(平成28)年4月12日金曜日から6月14日金曜日まで全10話放送中、最高視聴率は4月12日火曜日放送第1話の9.2%、最低視聴率は5月24日火曜日放送第7話の6.8%。 平均視聴率8.0%。
ところが、低視聴率に反して、データニュースによる満足度調査では、第9話で同期ドラマ最高値、平均でも全体3位を記録、最終話放送時はTwitterのトレンドを関連ワードが占領する勢いに...。
その事情をふまえたからか、第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞受賞...。
現行の視聴率と満足度調査、そして録画率を含めた、それぞれ対等に評価きる時代の到来、誰もが願っているのかもしれないなあ。
肝心の物語に関しては、大手出版社・興都館の週刊コミック誌『バイブス』編集部が舞台。
何よりも黒木華演じるヒロインの新人編集者・黒沢心のみならず、社員や漫画家とか、みんな個性が光っていても、バラバラじゃなくて一体感が...。
やはり、"お仕事ドラマ"とあって、何よりも、原作者・松田奈緒子の手掛けたネームを基に、藤子不二雄A、河合克敏、村上たかし、のりつけ雅春、田中モトユキ、ゆうきまさみ、白川蟻んといった現役の漫画家が執筆したものを、劇中の作家の作品として使用するリアリティを重視しており...。
電子書籍化の進む反面、紙の売れない今の時代ゆえ、部数が低下すれば廃刊に追い込まれるし、単行本は3巻までに火をつけなければ厳しいという実情が...。
時に時代に取り残された漫画家の再起を考え、営業担当と共に一冊の漫画を売るための秘策を考えることも...。 それでも編集部に襲い掛かる難題の数々を克服することの繰り返し...。
出版業界の内幕物に終わらず、極めて普遍的で感動的な人間群像劇としての仕上がりなだけに、とりあえず明日に向かって生きなきゃならない切なさとやるせなさの、繊細なタッチかつエモーショナルな描写ゆえに、毎回観終わった後にはポジティブな涙が溢れ、心が洗われてしまって...。
しかも、ほぼ1話完結方式。 途中の視聴からでも、観やすいつくりに...。
明日のための勇気がもらえるし、人生に疲れたら何度も観返したいくらいに...。
その分録画による繰り返し視聴を楽しむんだろうなあ。
もちろん、仕事に取り組む姿勢のあり方を見つめ直す機会としても...。
なお、人と人との仕事上の関わりにおいて際立っていた登場人物は...。
第1話 = 黒沢心、看板漫画家・三蔵山龍(小日向文世)
第2話 = コミック営業部・小泉純(坂口健太郎)
第3話 = 黒沢心と人気実力漫画家・高畑一寸(滝藤賢一)
編集者・壬生平太(荒川良々)とイケメン漫画家・成田メロンヌ(要潤)
第4話 = 新人漫画家・中田伯(永山絢斗)と東江絹(高月彩良)
第5話 = 社長・久慈勝(高田純次/平埜生成)
第6話 = ベテラン編集者・安井昇(安田顕)、新人漫画家・東江絹
第7話 = 三蔵山龍チーフアシスタント・沼田渡(ムロツヨシ)
第8話 = 編集長・和田靖樹(松重豊)、伝説漫画家・牛露田獏(康すおん)
第9話 = 人気実力漫画家・高畑一寸
副編集長・五百旗頭敬(オダギリジョー)
新人漫画家・中田伯
第10話・最終話 = 新人漫画家・中田伯、看板漫画家・三蔵山龍
しかも、端役までおざなりになっていないくらい共感できる登場人物までも...。
それらをふまえた忘れられない作品として、末永く記憶に残ることになるんだろうなあ。
10月26日水曜日の発売、本当に待ちきれないや。
2016-06-20 |
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