とと姉ちゃん あらすじ ネタバレ 第16週
「"あなたの暮し"誕生す」
7月18日月曜日より放送。
1946(昭和21)年12月、終戦から1年以上ながらも、復興も進まず庶民の困窮した暮らしは改善されないまま...。
その窮状を克服すベく、新しい雑誌創刊という伊佐次(唐沢寿明)の案に賛同することになった常子(高畑充希)は、率先して動く傍ら、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)は出版社の事務所となる銀座周辺の物件探しヘ...。
常子は、出版社の経営も担う立場から、資金不足に苦慮しつつも妥協を許さない誌面づくりを心かけ、創刊号の企画の一切を伊佐次に一任する。
そんな慌だしい日々の中、常子は貧困でやつれ金の無心に来た綾(阿部純子)と再会。
あいにく現金の持ち合わのなかった常子は、数日後に工面した金を持って綾の働く新橋のカフェヘ出向いたところ、何と"雅"という源氏名で男に媚びを売る厚化粧で派手な出で立ちの綾の姿が...。
同じ頃、正平(伊藤淳史)は鞠子を訪ね、経理担当としての雇用を懇願する。
数日後、三姉妹は伊佐次の命を受け、綾の働くカフェヘ。
雑誌『スタアの装ひ』を見せ、働く女性たちに意見を求めたところ、洋裁をつくりたい生地が高価で買えない、戦争さえなければ洋裁学校ヘ通っていたはず、といった反応が...。
一方の伊佐次は、日の出洋裁学校の取材に出向き、校長のはからいで授業見学。
講師の1人による一着の洋服をつくるための端切れを用いての洋服づくりの注目から、伊佐次は多くの女性たちが笥に入れたままの高価な反物を活用してのワンピース仕立て上げの方法を発案ヘ..。
反物一反から6着のワンピースをつくれる上に、型紙や手間を省くことも可能。
無駄ものはなく、ありがたかった。
もちろん、創刊号の目玉企画として誰も異論なく、伊佐次はそのワンピースをイラストではなく写真での紹介を提案。
三姉妹は、綾の働くカフェに足を運び、"直線裁ち"によるワンピースづくりの指南ヘ。
創刊号の表紙は、伊佐次の描いた優しさと明るさのイラストに決定。 前書きも伊佐次の執筆となった。
常子は、前書きの文章に記された「あなたの暮らし」の言葉の響きに感動。 そのまま新雑誌名と新会社名として決定する。
大々的な宣伝を経て4ヶ月後...。
新雑誌『あなたの暮らし』は、新聞広告の効果の後押しあって、刊行早々より大注目。 特に、地方の女性たちからの現金課書留による注文が相次ぐことになって...。
ほどなく常子たちは、新聞社との共同開催による「直線裁ちワンピース講座」を企画し、直ちに募集記事を公開、受講希望者が殺到ヘ...。
慌だしい動きの中、案内ハガキ発送における経理担当の正平(伊藤淳史)の相次ぐ凡ミスでの鞠子(相楽樹)の苛立ちは少々あったものの、晴れて当日を迎えて...。
ところが、受講者は一人も来ないまま...。
代わりに訪ねて来たのは、"直線裁ち"を面白く思わず言いがかりをつけたことのある洋裁学校校長だった。
常子と伊佐次との初めての本格的な協働...。
悲しいかな、庶民の困窮した暮らしぶりは、変わらないまま...。
いかなる立場の人であれ、苦しい日々を忘れるくらい着飾りたい気持ちは大いにあっても、まずは多くの食にありつきたいのが、人間の常なもの...。
なお、常子と伊佐次の初めて入居したビルは銀座。 現在のJR新橋駅から徒歩数分のリクルートビルの位置とのこと。
少しずつ力を蓄えていくんだろうなあ。
1782(天明2)年創業以来の紆余曲折を経て、現在の【佃煮 新橋玉木屋 つくだ煮詰合せ】のような海産物や、【佃煮ふりかけ詰合せ】のような嗜好品、さらに【菊正宗 ご当地つまみの旅 塩焼き鳥 新橋編 30g×10袋】のような鉄道発祥の地ならではの味わいを、じっくりと口にするように...。
しっかりと見届けたいなあ。
2016-06-18 |
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