多部未華子 かわいい 癒やし 仰げば尊し
ここ数年におけるドラマに関しては、構成・演出・脚本・演技力、何かと突出しがち(?)な"TBS日曜劇場"の気になる今日この頃...。
7月17日日曜日からの放送は、『仰げば尊し』...。
かの物語の主人公は、寺尾聰演じる事故の後遺症で音楽から背を向けていた主人公の元サックス奏者・樋熊迎一。
TBS日曜劇場では、『きらめく季節の中で』以来、約28年ぶり。
連続ドラマでは、『優しい時間』以来、約11年3ヶ月ぶり。
久々の主演か...。
物語のあらましは、事故の後遺症以来、音楽から背を向けていたものの、校長(石坂浩ニ)からの招きで荒廃した高校に赴任することになった迎一の孤軍奮闘ぶりと成長。
夢を失っていた問題児たちを相手の吹奏楽指導は困難を極め、プロミュージシャンが教育現場へ足を踏み入れることに反対する教師や父兄との関わりにも翻弄される中、奮起して再び夢を見い出し、真っ正面から生徒と向き合い、満身創痍で吹奏楽指導に励む樋熊の姿は、戸惑いありながらも少しずつ生徒たちに浸透。 やがて、樋熊の情熱に報いようと、渾身の力で吹奏楽に向き合わせることになっていくらしく...。
すなわち、2009(平成21)年2月23日月曜日発売の『ブラバンキッズ・ラプソディー 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦』(石川たか子/三五館)と、同年4月22日水曜日発売の『ブラバンキッズ・オデッセイ 野庭サウンドの伝説と永遠のきずな』での、1980年代に神奈川県立野庭高校を全国有数の吹奏楽の名門校に育て上げた中澤忠雄先生をモチーフにしたヒューマンドラマ。
中でも、色々な葛藤や人間模様、病気と闘いながらも生徒たちとの信頼関係を築き上げ、生ききった中澤先生、それを支えた奥様やお子様の心模様も、描かれることも...。
どうしても、荒廃した高校に赴任して孤軍奮闘するとなれば、やはり何気に支えてくれる人が気になってしまうもので...。
その一番手となれば、やはり家族となる人間、すなわち多部未華子演じる迎一の娘・奈津紀かもしれないや。
初共演の寺尾聰との関わり合いにあたっては、親子のシーンが「癒しのシーンになればいい」とのことで、学校での場面とはちょっと違う空気感がつくれたらとの意気込み。
例えるならば、2013(平成25)年10月12日土曜日から12月14日土曜日まで全10話放送の日本テレビ土曜ドラマ『東京バンドワゴン~下町大家族物語』で演じた、主人公・堀田青(亀梨和也)の妻・すずみのような...。
大学で国文学を専攻し古本屋で働くのが夢で、一度夢中になると、ウットリする表情、本当にかわいいことかわいいこと。
青の父親でロックミュージシャンの堀田我南人(玉置浩二)の母・サチ(加賀まりこ)の亡霊が温かく見守るような、互いを思いやり関わり合った人たちを心配し放っておけずにお節介を焼く人間模様、温かかった。
この度出演のドラマと、同じようなやりとりがいくらかあるのかなあ。
改めて振り返ってみれば...。
1989(平成元)年1月25日生まれの、東京都出身。
家族構成は、父・母・兄との4人。
小学5年生の頃、ミュージカル無台『アニー』を観劇し、同作への出演を目指して中学2年生までオーディションを受けていた勢いを駆って、子役の育成に定評ある芸能事務所・ムーン・ザ・チャイルドに所属。
好きな食べ物は、イチゴ、母親の作るコロッケ。 嫌いな食べ物は、ピーマン、トマト、ナス。
趣味は、音楽・吉本新喜劇鑑賞。
後年語るところ、女優を志すまでは吉本新喜劇に憧れ、未知やすえのファン。 両親が関西出身のため、親戚から吉本新喜劇のビデオが送られてきていたとか。
特技は、ジャズダンス、タップダンス、水泳。
2002(平成14)年、スカウトされて工藤夕貴、宮﨑あおい、小林涼子、松岡茉優、長谷川博己の所属するヒラタオフィスに移籍以来、Janne Da Arcの「Rainy 〜愛の調べ〜」のPV出演で女優デビューし、BS日テレ『HAPPY! HAPPY!スペシャル』でテレビドラマ初出演。
2005(平成17)年7月9日土曜日より公開の映画『HINOKIO』のメインキャストである工藤ジュン役に、オーディションで1,000人を超える応募者の中から抜擢され、同年9月17日土曜日より公開の映画『青空のゆくえ』の河原春奈役、それぞれの注目にあって、2005(平成17)年のブルーリボン賞新人賞を受賞。
2007(平成19)年7月6日金曜日から、民放連続ドラマ初出演作品である、TBS金曜ドラマ『山田太郎ものがたり』で勢いを増し、2009(平成21)年3月30日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『つばさ』では、オーディションで1,593人の中から選出されて主演を務め、2010(平成22)年にエランドール賞新人賞を受賞。
民放連続ドラマの初主演は、2011(平成23)年1月15日土曜日より放送の日本テレビ土曜ドラマ『デカワンコ』の、花森一子役。
前後して、晴れて入学することになった東京女子大学には、休学・留年などで6年間在学した後に、2013(平成15)年3月に卒業か...。
これまでを踏まえた上での『仰げば尊し』...。
とにかく待ちきれないや。
2016-06-05 |
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