とと姉ちゃん あらすじ ネタバレ 第3週
「常子、はじめて祖母と対面す」
4月18日月曜日からの放送で、いよいよ新生活が...。
常子(高畑充希)たち三姉妹は、すでに亡くなっていたと信じ込んでいた母方の祖母・滝子(大地真央)がまだ東京で生きていたことを、母・君子(木村多江)から聞かされて、驚く。
さかのぼること18年前、君子は自分が絶対だと言わんばかりの猛反発の滝子を押し切る形で、竹蔵(西島秀俊)と結婚。 以来、連絡を絶ったままだったものの、ここ最近の困窮の生活の打開のため、連絡を取っての再会と話し合いにより、意外にも東京での実家暮しを勧めてくれたという。
三姉妹は目掛けの噂の杞憂に安堵するものの、祖母との暮らしには少々抵抗が...。
それでも、三姉妹を女学校に進学させるという父・竹蔵の悲願を汲み入れて、小橋一家は東京への移転を決断する。
住み慣れた浜松を発つ当日、懐かしの幼馴染と別れを告げて、慌ててついてきた鉄郎(向井理)も加わって、小橋一家のたどり着くは東京・深川、君子の実家の老舗材木商『青柳商店』。
出迎えてくれた、幼少より君子を知る番頭・隅井栄太郎(片岡鶴太郎)の話では、君子が出て行って以来、滝子は自分以外の意見にも耳を傾けられるようになったとのこと。
頑なな母への反発あって今後の衝突を恐れていた君子は、娘一家を優しく受け入れる母・滝子の様子に安堵。 三姉妹もすぐ馴染むことになった。
そんなある日のこと、常子は青柳家の家系図から君子の戸籍上の弟、青柳商店の跡取りとしての養子の清(大野拓朗)を知り合って、強い印象。 以来、鞠子(相楽樹)とともに東京の女学校への編入試験の勉強に専念するも集中できなくなったこともあり、気分転換も兼ねて職の見つからない君子とともに職探しに同行。
その様子から滝子は常子を気に入り、自身の外回りに同伴させることとなった。
この頃の東京では、長引く不況の煽りで、住む家を失った人たちであふれていた。
家とは人たちにとって大切な場所であり、それを失わないためにも、良質の材木で頑丈な家を建ててほしいとの滝子の想いに触れて、常子は父・竹蔵の想いとの重なり合いに感動。
ただ、幸か不幸か、それに気を良くした滝子が、後継ぎの清の嫁に常子を貰い、二人に『青柳商店』を任せたいと周囲に言い出した。
それを知った君子は激怒。 他人の人生まで自分で勝手に決めつける滝子の悪い癖は全然変わっていない、と。
激しい口論の末、君子は三人娘を連れて『青柳商店』を出てほどなく、裏手の仕出し屋『森田屋』の住み込み女中募集の張り紙を目にする。
大女将・森田まつ(秋野暢子)と滝子が犬猿の仲であることをすでに知っていた君子には、"渡りに舟"といった気持ちだった。
ここからいよいよ東京・深川での生活へ...。
物語にある大量の丸太の運河に浮かぶ風景は、江戸時代な正統派下町の面影とともに、現代も息づいているんだろうなあ。
2009(平成21)年6月26日金曜日発売の『地域批評シリーズ日本の特別地域 8 これでいいのか東京都江東区』(岡島慎二・渡月祐哉/マイクロマガジン社)か...。
深川民・城東民・臨海民の気質の違いの考察の面白さもあるから、改めて目を通してみようっと。
第2週末の家計のやりくりのために、三姉妹が公園のハトを肉屋に持ち込もうとして失敗した後のこと、なぜか気になってしまった。
もし、君子の勧めによる東京行きがなかったら、と思うと窮状を打開できないままだったのか? と。
現代の深川での食でひときわ際立つのは、『ドレステーブル』直営の『ハイ食材室』の【フォアグラ ド オア 約50gX4個+1個増量=合計5個セット】が...。
最高級ハンガリー産のフォアグラを円錐の筒でくりぬいた100%フォアグラが手に入るのは、物語からははるか先のことだけに、もう少し時代が早かったらどうなっていただろうかと、つい想像してしまった。
2016-03-25 |
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