松岡茉優 テレビ東京 主演 おこだわり
"山田孝之の女版"か...。
さかのぼること、あの前年2015(平成27)年3月28日土曜日に、テレビ東京系「金曜25時」枠での放送の『山田孝之の東京都北区赤羽』が終了して、丸1年後に....。
かのドラマを手掛けて、「東京ドラマアウォード2015」演出賞受賞などの経歴を持ち、カルト的な人気を誇る松江哲明監督が、かの原作者でもある清野とおるの『モーニング』(講談社)連載中の漫画『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』を題材に、日常生活の中で、他人にはなかなか理解できないけれど、本人は"幸せになれるこだわりをもった人"=「おこだわり人(びと)」の姿を浮き彫りにしていくフェイクドキュメンタリードラマが...。
そう、この年2016(平成28)年4月、同局・同時間帯すなわち毎週金曜深夜0時52分より『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』が放送開始に...。
かのドラマで魅せてくれるのは"松岡茉優"本人。
ドラマ、映画に次々と起用され、その演技力に対する評価は高く、バラエティー番組に登場すれば達者なトークを披露してくれるゆえにをやってくれそうな期待とのこと。
本人と全く違う人物なのか、それとも本人そのものの姿も含まれているのか、ドラマのストーリーだけではない楽しみとして、魅せてくれる予感が...。
共演者としては、実生活でも松岡茉優と仲の良い友人である伊藤沙莉も、本人役で出演。
ドラマの中で表現されるこの2人の関係もどこまで本当なのかも、気になるところ...。
その展開としては、この2人が、架空のバラエティー番組のMCを務めることになり、"おこだわり人"を取材。 原作漫画に登場する「ポテトサラダの男」や「帰る男」の"おこだわり"の紹介のみならず、漫画では描かれなかったその後の知られざる真実も明らかになっていくらしく...。
たしかに、2015(平成27)年6月23日火曜日発売の『その「おこだわり」、俺にもくれよ!! ①』の、「ポテトサラダの男」のみならず、ツナ缶・さけるチーズ・コンソメリッチ、金麦・氷結・プレミアムモルツ・ノンアルコールビール、どれも"至福"でもっともっと真似したいくらい...。
●つ星だの●級だのというカテゴライズを、斜め上から鼻で笑うような孤高のメニュー、なかなかのものだった。
「帰り男」にも共感。 人には行くところと帰るところが必要との件、忘れられないや。
そして、2月19日金曜日には、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!! ②』が発売されて、老若男女の間で交わされる奇妙な挨拶の起源をはじめ、薄皮ミニパンの「魔法の食べ方」、乾燥梅干しを悪用した「立ち飲み屋テロ」、中国うなぎの「錬金術」、「シアワセの寝ぬ生活」、著者ですら絶望した「前代未聞の読書術」などの「おこだわり」の紹介が...。
小さい物事に、己だけのシアワセを見出し、それをひたすら楽しむ。 人からどう思われようと、そんなの関係ない。
日常の退屈と喜びを描いたノンフィクション漫画、おもに清貧に生きる人たちへの賛歌は、なぜか心地良いもので...。
いずれにせよ、本放送では、"おこだわり人"と接したり、スタッフらの反応を見たりするうちに、松岡茉優と伊藤沙莉それぞれの心境に変化が生まれ、ドラマは原作とは全く異なる完全オリジナルストーリーへ進んでいくという。
本放送と並行しての原作本の鑑賞、ますます楽しみになってきた。
本人と架空との入代わり立ち代わり、伊藤沙莉との相乗効果、最近ではテレビ出演時の奇抜な言動でも知られる漫画家・清野とおるからの触発...。
フェイクドキュメンタリードラマは、互いのこれからへの足掛かり、すなわち遠い将来に向けての活躍と飛躍と大成に向けての布石になるのでは...。
2016-02-05 |
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