まれ あらすじ ネタバレ 第25週
「世界一格闘ピエス・モンテ」
9月14日月曜日より放送。
先のコンクールで惜しくも優勝を逃した希(土屋太鳳)の「プチ・ソルシエール」を、大悟(小日向文世)が横浜から訪ねて来た。
希が気になっていたらしく、早々よりチョコレートを試食。 大悟の想いに感謝した希は、そのまま桶作家に招いて、能登の食材でつくられた夕食をともにする。
そんな大悟に、希は尋ねてみる。 「世界一のパティシエになるのはどういうことなのか」と。
大悟は希の問いかけに黙ったまま。 しかし、ゆったりとした食事を終えて一息入れるとともに、口を開き始めた。 自身が世界一のパティシエを目指すきっかけとなった頃のいきさつを打ち明けることになって...。
希は目覚めた。 その表情に安堵した大悟は、同じ職人同士の心意気に触れることになった塩づくりの巨匠・桶作元治(田中泯)との語らいの心地良さも加わって、静かに去ってゆく。
数日を経て、マキ(中川翔子)はかねてから断っていた恋人からのプロポーズを受け入れることになった。 そして、二度と行くまいと決めていた東京へ旅立つことに。
ただ、マキの故郷は青森。 しかし、すでに家族はなく、故郷と呼べる場所ではなくなっていて...。
そんなマキを、はる(鈴木砂羽)と夫・浩一(篠井英介)が、「サロン・はる」に長く勤めた恩義に感謝。 この村を故郷だと思えと伝えて、涙ながらに送り出すことになった。
博之(板尾創路)が長年勤め上げた輪島市役所を辞めて、輪島市長選に出馬することになった。
希も選挙活動に協力することに。
そこへ、一子(清水富美加)が希の取材に来た。 「全国フランス菓子コンクール」に出場すると聞いたとのこと。
唐突に尋ねられた希は困惑するだけ。 そう、出場を申し込んだことがなかっただけに。
それでも、「世界一のパティシエになる」という夢を改めて確認することになった希は、意を決しての出場のために、準備に取り掛かり始める。
「プチ・ソルシエール」での営業の傍ら、コンクール準備に専念する中、意外にも大輔(柳楽優弥)が訪ねて来た。
心から楽しそうに働く希を見守る一方で、相変わらず圭太(山﨑賢人)の前で希を誘惑するかのような大輔の振る舞いに、圭太は気が気でない。
しかし、それも束の間、希が離れたところを見計らった大輔は、圭太と一徹(葉山奨之)をあえて呼び出して、能登を訪ねて来た理由を打ち明けることに。
先日、仕事で訪れた埼玉県所沢市で、行方不明の徹(大泉洋)を見かけたというのだ。
唐突に遭遇することなって、声をかけたものの、徹は居所を見つけられてしまった苦しさから、再び行方をくらましてしまったという。
一連の成り行きを、希と母・藍子(常盤貴子)伝えるべきか、最終的な判断は圭太に委ねると言い残して、大輔は能登を去っていく。
圭太は、全幅の信頼を寄せてくれた大輔に内心感謝するものの、さすがに迷うばかり。
一徹も、みのり(門脇麦)にだけは打ち明けたものの、希と藍子に伝えるべきか、苦悩を深めてゆく。
一徹は意を決して、大輔の話をすべて藍子に伝えると同時に、胸に秘めていた苦悩を打ち明け始める。
特に、徹が家族の元を去るのを止められなかったことを。
徹と藍子は、互いに思うことを話し合った。
徹は決断した。 制止する藍子を説き伏せて、父を捜しに埼玉県に旅立ってゆく。
博之が輪島市長に当選した。
希たちは博之を祝福。 しかし、圭太だけはこれまでのわだかまりから、祝福できないままだった。
それでも、埼玉県に向かった一徹の父・徹への想いを知って間もない頃のこと。 携帯電話を通して、一徹と思うことを打ち明ける。
圭太は、一徹の捜す父への強い想いに感銘。 改めて博之と向き合うことに。
希は、次のコンクールに出品する作品のテーマを「夢」に決定。 家族や輪島塗などの希の大切なものを題材にしたルセットを、つくり上げてゆく。
一徹が戻ってきた。
結局、父・徹との再会を果たせなかった一徹だったが、「プチ・ソルシエール」のホームページを通して、希が「世界一のパティシエ」になる夢に向かって歩み始めたことを、徹に向けて発信することになって...。
「世界一のパティシエ」に向けての総仕上げは、真近だった。
失礼ながら、サブタイトルを一目見た当初、まさかあの"ピエス・モンテ"という出版社による「女性・ボーイズラブ同人誌」による一連のシリーズを彷彿とさせる展開に??? なんて、不覚にも想像してしまった。
たしかに、それにいくらか近いような感情は、わずかながらに秘められているかのよう???
いや、親子関係の場合ならば、とてつもない違いがありそう...。
いずれにせよ、父と娘、父と息子、それぞれの関係は、終息に向かいつつあるかのようで、安心。
さて、肝心のサブタイトルの「ピエス・モンテ」とは、国内外の製菓コンクールの部門の名称。
2014(平成26)年10月発売の『チョコレートピエスモンテ 水野直己の世界』(水野直己/旭屋出版)、まさに貴重。
身近なものの流れがピエスモンテにつながっていく。 それを感じながら生きていくのが楽しいとは、なかなか奥が深いや。
それから、さかのぼること、2008(平成20)年8月31日日曜日には、アメリカ・ナッシュビルでのWPTC世界大会が開催。
日本大会で優勝したスペシャルティコーヒー専門店・HIROCOFFEE(ヒロコーヒー)のパティシエ・藤田浩司氏はチームジャパンのチョコレートピエスモンテ部門責任者として出場。 見事にその部門で優勝のほか、チームジャパンも総合2位という結果に。
競技時間中より作業がとてもきれいであるとの高評価。
藤田氏は小学生以来より料理への興味が強かったものの、"形のないもの"から"形あるもの"に作りあげる魅力にひきつけられ、お菓子をつくり始めたとのこと。
そしてお菓子に対する想いも、「親に美味しいと言ってもらえる喜び」から「周りの人に喜ばれたい」「買っていただいても喜ばれる」へと変化していくことに。
HIROCOFFEE特製の【選べるクッキー2種類とスペシャルティ珈琲300gセット】、じっくりと味わってみようかなあ。
そして、家族との触れ合いを大切にしたいなら、【cuoca(クオカ) 家族で楽しむパンケーキ&デザートセット(PC-C)】が一番か...。
本店を構えた東京・自由が丘から世界に向けて発信...。
素晴らしい。
2015-08-18 |
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