まれ あらすじ ネタバレ 第21週
「復活マルジョレーヌ」
8月17日月曜日からの放送より、希(土屋太鳳)の心の奥底に秘めていた夢が、再びよみがえる展開が...。
能登を離れた父・徹(大泉洋)の残してくれた洋菓子店の企画書から、自身への愛情と期待を知ることになった希は、再びパティシエへの道を歩むことを決意する。
夫・圭太(山﨑賢人)は再度のパティシエ修業を勧めたが、希は再度の遠距離結婚生活を拒否する代わりに、能登でパティシエへの道を歩むことを選択。 午前はパティシエとして、午後は女将として、それぞれの両立方法を立案するまでに。
圭太は希の計画を携え、祖父・弥太郎(中村敦夫)の説得に当たった。 しかし、意外にも希の夢を守る気概はないのかと逆に質されることに。
圭太は、塗師屋の女将とパティシエを両立させるという無理のある計画を希に強いることでの、希の夢を守る覚悟を問われていると直感。 肚を据えて希を支えて守る決意を新たにする。
こうして希は徹の計画書を元に、洋菓子店開業準備を進めることになった。
しかし、その前向きな気持ちも束の間、資金が決定的に不足していることに気付かされてしまう。
開業資金は必要最低限600万円。 しかし、この時点では、希と圭太二人合わせても100万円足らずの資金のみだった。
やむを得ず希は、銀行へ融資を受ける相談のため、銀行に出向いた。 そこで、意外にも高志(渡辺大知)と再会することに。
ほぼ同じ頃、圭太は一子(清水富美加)と再会、高志が所属事務所から逃亡したことを知る。
しばしの高志とのやりとりを終えた希は、銀行からの融資を要望したが、あっ気なく却下。
それでも落胆することなく、希は農協から融資を受ける決意を固めて出向くものの、"融資の鬼"の異名を持つ職員すなわち義妹・みのり(門脇麦)からも、あっ気なく却下。 その代わり、みのりの要求に応じて、より緻密に計算した出店計画づくりに尽力することになった。
一方、高志は徹のことで思い悩む藍子(常盤貴子)を励ます。 しかし、苦悩する藍子に感情が昂ってしまい、衝動的に抱きしめてしまって...。
我に返った高志は驚くばかり。 逃げるように東京へ去って行ってしまった。
やがて、希の洋菓子店への農協からの融資が、正式に決定することになって、希は能登でのケーキづくりへ...。
2007(平成19)年11月、希の洋菓子店開店初日を迎えた。
その洋菓子店は、"魔女姫"を意味する"プティット・ソルシエール"転じて「プチ・ソルシエール」と、名付けられることになった。
早々より、仲間や知人が大勢押し掛けることになって、初日に焼いたケーキは完売。
一方、「プチ・ソルシエール」開店の御祝いに駆けつけた高志は、偶然にも圭太と再会。 圭太から何を悩んで所属事務所を抜け出したのかと、問い詰められることに。
高志は恋に悩まされていた。 深く落胆したままでいる恋する相手に、どうしたら笑顔を取り戻せるのか、と。
高志の想いを察した圭太と洋一郎(高畑裕太)は、後押しすることになった。
「プチ・ソルシエール」は、賑わいを見せていた開店初日から数週間後、一転して窮地に陥ってしまった。
開店早々にありがちな繁盛直後の急速な客足の遠のきに直面したためだった。
途方に暮れる希だったが、横浜の「マ・シェリ・シュ・シュ」の大悟(小日向文世)からの命を受けた和也(鈴木拓)が応援に駆け付けることに。 しかし、相変わらず和也は役に立たないまま。
困惑する希を見かねて、一子は助言した。 客の好みより本物志向にこだわる妥協抜きの姿勢のままでは、店を潰しかねないのでは、と。
希は一子の助言を受け入れるなり、愛着ある一品を残して、客の求めに応じたケーキを能登の食材でつくることに専念。
結局のところ、プリンやシュークリームなどの誰もがなじみの洋菓子を店頭に並べたことが功を奏して、「プチ・ソルシエール」には客足が戻ることになった。
しかし、希がこだわり抜いたケーキだけは、全然売れないまま。
希は経営の現実に初めて直面。 夢追い人だった徹の知られざる苦労を初めて知ることに。
一方、高志は再び藍子の元を訪ねた。 ようやく藍子の笑顔を見れたことで、高志は胸をなでおろす。
高志は 喜びのまま「プチ・ソルシエール」を訪ねる。 こだわりのケーキが全然売れないと悩む希に、高志は音楽活動を始めた頃の想い出を語って聞かせてゆく。
大悟によって仕込まれた本物志向へのこだわりの強い希だからこそ、直面させられるジレンマ...。
加えて、かつてコンビニスイーツ対決で渡り合った一子の助言による、誰もが手軽になじめる洋菓子との落差について考えさせられる物語の展開が...。
本物志向にこだわればこだわるほど経費のかさんでしまう経営上における苦境。
逆に、誰もが手軽になじめる大量生産の洋菓子(?)ならば経費のかさむことなく経営安定に有利になりがち? といった漫然とした思い。
誰もが直面してしまうんだろうなあ。
それでも、できるだけ地元になじみの食材を使っての洋菓子は、特に子どもたちになじみやすい洋菓子は、つくってみたくなるもので...。
例えるならば...。
バケツいっぱいにプリンを食べたいという子どもの頃からの夢をかなえてくれる「創業文政十年 名代 釡庄」の【夢のバケツプリン】。
「野菜食堂はやしや」の3種類の無農薬野菜である、完熟人参ぷりん・野菜王様ぷりん・トマトぷりん、それぞれ2個ずつの【無農薬野菜プリンセット 6個入り】。
「ドゥマン」の魅力である、こぼれ落ちるクリームが美味しい、濃厚ミルクシュー3・濃厚ミルクシュー4、それぞれ3個ずつの【濃厚ミルクシュー特別感謝セット】。
同じく「ドゥマン」から、こぼれ落ちるクリームを包む、さっくり食感のシュー生地による【魔法の生クリームとサクッと焼き上げたクッキーシュークリーム5個】。
このような組み合わせが、一番ふさわしいかなあ。
2015-07-20 |
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