まれ あらすじ ネタバレ 第18週
「親心ロールケーキ」
7月27日月曜日より放送の第18週にて、いよいよ新たなる決断の時...。
「マ・シェリ・シュ・シュ」を辞めて能登への帰郷を願い出た希(土屋太鳳)だったが、大悟(小日向文世)はロールケーキの課題を与える。
希は繰り返しロールケーキを提出するものの、大悟は出来栄えを全然認めようとしない。
見かねた大輔(柳楽優弥)が、希を辞めさせてあげるよう、説得を試みるが、大悟には応じる気配が全くないまま。
ほぼ同じ頃、徹は相変わらず気力を失ったまま。 能登の圭太(山﨑賢人)はなかなか進まないフランス磁器プロジェクトに苦闘。
再び東京へ舞い戻って再会した一子(清水富美加)から、フリーライターになると宣言されるも、驚く間もない希は、ロールケーキを何度提出しても認められないまま。 大悟からは、ついに解雇を宣告されてしまった。
しかし、大輔はじめ周囲の人たちから、大悟としては、修業時代よりさまざまな試練に立ち向かいながら経験を積んできた希を、陰ながら応援してくれていたこと。 怒っているのではなく、失うのが悲しいからであること。 そう聞かされた希は、心を揺さぶられる。
希は大悟への感謝の気持ちを込めて、再びロールケーキをつくり始める。
完成したロールケーキを餞別とする希から思いがけずに訪ねられることとなった大悟は、逃げ回るも束の間、とうとう観念して、希を送り出すことを認めるまでに。
希は能登へ戻った。 そして、圭太との結婚後初めてとなる同居生活へ。
希が塗師屋の仕事を手伝い始めて間もなく、圭太の父・博之(板尾創路)と母・直美(藤吉久美子)が工房を訪ねて来た。
弥太郎(中村敦夫)からの呼び出しによるもので、二人の到着とともに、圭太と希、工房関係者全員が、一堂に集められた。
弥太郎は、自身の塗師屋の引退と、"五代目紺谷弥太郎"の名を圭太に継承すると宣言する。
圭太が塗師屋を継ぐことが決まってほどなく、直美は希の女将修業を開始する。
自分が一番正しいと信じる直美の性格に、希は翻弄される日々へ。
ほぼ同じくして、弥太郎の引退宣言を耳にした漆器組合の組合員や能登の職人たちが、血相を変えて弥太郎の元へ、相次いで押し掛けることに。
彼らは、抗議した。 圭太に"五代目紺谷弥太郎"を継がせることには、無理があるとして...。
やがて博之は、その騒動を耳にすることになって、突然"五代目紺谷弥太郎"継承を宣言。 近い将来、市長選を有利に戦うためとして...。
すぐにそれを知ることになった希は愕然。
圭太は、自己の利益のために輪島塗を利用しようとする父に、怒り心頭。 職人たちから請われるためにも、五代目になるしかないと大いに発奮することとなって、これまで以上に修業に励む日々へ。
そんなある日のこと、希はかつての輪島市役所勤務以来の再会となった清掃員で、"裏市長"という異名の若林キミ子(根岸季衣)から、意外な事実を聞かされる。
すべては、反発を利用しての、圭太に五代目を継承させようと仕向けた、父・博之の芝居であることを。
父・博之の真意を息子であり夫の圭太に伝えようか迷う希だったが、ただ夫を見守るしかなかった。
事実、父の真意を知らない圭太の怒りは、この度の陶胎漆器プロジェクトを推進する原動力となって、自身のデザインした蒔絵の下地を携えて、漆器組合へ足を運ばせることとなり、当初関心を示さなかった蒔絵師たちの心を動かしてゆく。
いわゆる"五代目紺谷弥太郎"継承問題の行く末の気になってしまうのは、言うまでもないことだけど...。
この第18週をもって、希の過ごした横浜の「マ・シェリ・シュ・シュ」とは、しばしお別れに...。
大悟師匠から希に課せられたロールケーキ、「マ・シェリ・シュ・シュ」のパティシエとしてスーシェフとしての希の集大成になりえるのかもしれないや。
例えるならば、
食べ飽きないあっさりクリームがぎっしりで、きめ細かく仕上げたふんわり生地の心地良い【スーパースターロールケーキ】から始まって...。
宇都宮で創業30年以上となる満天の星と青空の下のレストランとして人気の「サンマルタン」から【サンマルタンのいちごロールケーキ】と【サンマルタンのチョコレートロールケーキ】。
抹茶スイーツの代表格である「京都宇治 伊藤久衛門」の【宇治抹茶スイーツお試しセット】には、「宇治抹茶あんみつ(2個)」、「宇治抹茶生チョコレート(5粒)」、「宇治抹茶ロールケーキ(ハーフサイズ)」、「宇治抹茶だいふく(2個)」が...。
ほろ苦さの堪能できる大人のキャラメルソースたっぷりの、広島の人気ロールケーキ専門店「クルル」からの【キャラメルロールケーキ】。
最後にふさわしいのは、2004(平成16)年より東北・岩手県盛岡市のお店から全国のお客様へ約20万本発売。 フルーツを限界まで巻いたことで、ロールケーキの金字塔にまで上り詰めた【プランタンヌーボー】のような柔らかさかなあ。
特に、【プランタンヌーボー】は、フランス語で"Printemps Nouveau"、すなわち"新しい春"を意味する言葉。
生活や仕事における、新たなる門出にふさわしい美味しさ、常に保てることを祈りたくなるもの。
以上のプロセスのような魅せ方になるのかのような展開の予感が...。
2015-06-25 |
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