まれ あらすじ ネタバレ 第16週
「絶縁コンビニスイーツ」
7月13日月曜日より放送。
徹(大泉洋)は、新しく起ち上げた会社の経営を軌道に乗せることのできて意気揚々、晴れて復縁となった妻・藍子(常盤貴子)を横浜に呼び寄せて、一緒に暮らすことを考え始めていた。
一方、漁協の東京旅行から戻った洋一郎(高畑裕太)は、一子(清水富美加)のことを知らせようと、一子の母・はる(鈴木砂羽)の元へ出向こうとする。
しかし、「サロン はる」のエステティシャン兼ネイリストの小原マキ(中川翔子)から、はるに告げるべきでない、と引き留められてしまって...。
遠距離結婚生活の傍らスーシェフとしてさらなる磨きをかけ続ける希(土屋太鳳)は、思いがけない災難に直面。
スイーツを毒舌で酷評する人気急上昇中のブロガー・"わんこ"から、「マ・シェリ・シュ・シュ」を標的にされて、あらぬ注目を浴びてしまったためだった。
怒り心頭の希は、ブロガーに宣戦布告する。
一方、落ち着かない洋一郎は、置き手紙を残して家を出て、能登を出発。
再び東京のキャバ嬢として働く一子と向き合うも、意外にも一子はあっさりとしており、やりたいことを見つけたと洋一郎に宣言。
そう、かのブロガー・"わんこ"の正体は、一子だった。
一子は声高に主張。 高価で本格志向のフランススイーツよりも、美味かつ安価なスイーツこそ価値あるものだと。
ほどなく、広告代理店とコンビニを巻き込んだ、ブロガー・"わんこ"と希のスイーツ全面対決の企画が進んでゆくことに。
その騒動はすぐさま「マ・シェリ・シュ・シュ」へ飛び火。
大悟(小日向文世)は指摘する。 動機は、一子から希への個人的な恨みによるものではないか、と。
動揺を隠せなかった希は、すぐさま能登の圭太(山﨑賢人)に相談するも、圭太にはできるものが何もなかった。
ただ、大輔(柳楽優弥)だけは、大悟とは異なる動機を、一子の中に見出していた。
誰もが騒動に翻弄される中のこと、洋一郎のみ、広告代理店が黒幕として一子を煽っていることを突き止める。
そうとは知らないままの一子は、キャバクラに希を呼び出して、全面対決企画の準備を着々と進めてゆく。
徹と一緒に暮らしてゆく決意を固めた藍子が、横浜へやってきた。
一子との対決に戸惑う希に、藍子が助言。 一子と真正面から勝負して、自分の信じる道を貫き通せ、と。
当初難色だった大悟も、たとえ高価でも希のケーキを食べたい、と言わしめることを条件として、希を後押しする。
ほどなく、コンビニ客向けのカップスイーツを御題とする、スイーツ全面対決が決定する。
対決当日の迫る中、誰もが気が気でなかった。
能登のみのり(門脇麦)と一徹(葉山奨之)は心配する。 対決で一子が敗北を喫したら、二度と能登の地を踏むことはできなくなるのでは、と。
洋一郎は能登の面々の心配を一子に伝えようとするが、一子は耳を傾けようとしないまま。
一方の希は、未だ一子との対決に戸惑い続けていた。 それでも、藍子や大悟や大輔の言葉で、対決の覚悟を固めてゆく。
希と一子の対決イベント当日を迎えた。
希が引っ提げたのは、コンビニに不釣り合いな高級感漂うカップスイーツ。
一子も対決意欲満々だったが、開始直後に知ってしまった。 対決の勝敗は、広告代理店によって予め決められていることを。
すなわち、コンビニのカップスイーツの販促企画に利用しようと企んだ対決イベントで、新進気鋭のパティシエをコンビニスイーツが打ち負かす話題性の演出が狙いであることを。
一子を案じる洋一郎は、対決イベント会場の侵入に成功し、ようやく 一子の姿を見つける。
洋一郎は能登から持参したビデオ映像を、一子に披露。 その映像は、一子ご故郷を離れている間の仲間たちの姿を収録したものだった。
懐かしい顔ぶれに心を動かされたことで我に返った一子は、広告代理店の担当者を捕まえるなり、対決の勝敗は会場での投票で決めるよう猛抗議する。
周囲が騒然とする中、対決の結果は、いよいよ発表へ...。
幼少より親友と言えるほどではないにせよ、何気に仲の良かった希と一子が、全面対決とは...。
皆が同じような生活をして同じように将来の夢を見た幼少から高校時代までとは異なり、格差が生じて確執の生じ始める大人のリアリズム、切ないもの。
コンビニ客向けのカップスイーツを御題とするスイーツ全面対決で、希の引っ提げた高級感漂うカップスイーツとは、一体...。
おそらく、大悟師匠に匹敵するであろう、南青山と早稲田と札幌に3店舗構える人気洋菓子店「アニバーサリー」のオーナーシェフ・本橋雅人が2008(平成20)年12月に出版した『カップスイーツ・デコレーション カップケーキとグラススイーツのアニバーサリー・デコ』(誠文堂新光社)のような高級感かもしれないや。
それでも、一子との対決を避けたいのが、希の本心。
女性にやさしいとされる栃木県那須高原の【南ヶ丘牧場のカップスイーツ 3種セット】は、ガーンジィゴールデンミルクの濃厚さが鍵。 パンナコッタ、ティラミス、チーズタルトのような甘さで、分かち合いたいはず。
そして、幼少から高校時代まで成長してきた仲間や周囲の家族や隣近所には、広島で1980(昭和55)年創業の「ルールモント」の【4種カップスイーツコレクション】。 まぜとろプリン、絹どけチーズ、きな粉あずきプリン、抹茶黒みつプリン、それぞれ2個ずつを...。
あるいは、創業1827(文政10)年以来の伝統と信頼を誇る福島県いわき市の「名代 釡庄」の【12種類のプチカップスイーツコレクション】。 ティラミス、半熟チーズケーキ、ショートケーキ、レアチーズケーキ、モンブラン、抹茶モンブラン、ショコラ、いちごミルクシュークリーム、生チョコレートシュークリーム、いちごムース、チョコムース、青りんごムース、といった12種類の食べ切りプチサイズを...。
分かち合いたいはず。
2015-06-16 |
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