まれ あらすじ ネタバレ 第9週
「再出発エンゲージケーキ」
5月25日月曜日より放送。
父・徹(大泉洋)と母・藍子(常盤貴子)の離婚騒動を突然の電話で知った希(土屋太鳳)は、急遽輪島へ戻ることに。
早速尋ねたところ、夢を捨てた徹に魅力はないと口にする藍子と、夢を追っても捨てても叱られると愚痴をこぼす徹の、それぞれの思いを希は理解するものの、いくらか困惑が残るだけで...。
文(田中裕子)が徹に打ち明けたところ、母・幸枝(草笛光子)からの「懐の深いふりして飼い殺しにしているのでは」の言葉が、藍子の心を大きく揺さぶっているかのよう。
折しも年末年始とあって、行事の打ち合わせゆえに、大人と学生の集うひととき...。
ほどなく大晦日となって、数日前に圭太(山﨑賢人)と洋一郎(高畑裕太)が殴り合いの大喧嘩になったことを聞かされて、希は驚かされる。
去る「年忘れパーティー」の合い間に、圭太が希に励ましの電報を送ったことで、高校卒業から想いを寄せて交際する一子(清水富美加)が嫉妬、幼少より一子に想いを寄せる洋一郎が、一子を傷つけたと逆上して、圭太に殴り掛かったらしく...。
一子が落胆したのは、クリスマスプレゼントとして、圭太から輪島塗の器を贈られたこと。
希が高校卒業とともに終わったことと慰めるも、一子は希の代わりじゃないと、ますますこじらせることになって...。
夜には、なまけものを追い払う妖怪となって、方々の家を訪れる能登の伝統行事「アマメハギ」が...。
ちょうど、徹がかつて連帯保証人となった友人のIT会社立て直しの目処がついたとの電話...。
輝きを取り戻し始めた徹を察して、かのIT会社の実情をパソコンで調べ上げた一徹(葉山奨之)は、徹に藍子とともに東京行きをすすめると、一徹は結婚してデイトレードで生計を立てたいと打ち明けた。
そこへ、みのり(門脇麦)がなだれ込んで、後を追うかのようにアマメハギの出で立ちの真人(塚地武雅)が...。
一徹の結婚したい相手が、みのりであることに誰もが驚く中、みのりの父・真人と母・久美(ふせえり)は、将来の不安定な生活への恐れから、二人の結婚に猛反対。
売り言葉に買い言葉の勢いのまま、みのりは2階の徹の部屋に引きこもってしまった。
ほどなく2003(平成15)年元旦が明けて、未だ引きこもったみのりを心配して、洋一郎と圭太と一子が訪ねるも、みのりは頑なに応じず。
そこへ、帰省した高志(渡辺大知)も、観光を理由に付き添う大輔(柳楽優弥)も、なだれ込むことになって、複雑な展開に。
彼らの複雑な三角関係を半ば高見の見物するかのような大輔に堪りかねた希は、勢いのままみのりのいる部屋へ...。
みのりが希に打ち明けるには、きっかけは6年前、徹が突然戻ってきたことで、海に向かって怒りをぶちまげている一徹が気になったことから...。すぐに尋ねたところ、同じく故郷に根を下ろした暮らしがしたいという一徹の強い想いに惹かれたという。
希は桶作家に家族を集めての話し合いを試みる。
始まりはぎこちないながらも、互いを思いやる両親の姿への憧れと、弟となる男児を流産した母・久美から野球ができるくらいに産んであげると慰められた時の、みのりの想いを打ち明けられたことと、向こう3年間結果を出さなかったら地道な仕事に就くという一徹の強い決意が、両親の心を動かすこととなり、晴れて二人は婚約が認められた。
大輔が去って間もなく、希のつくり上げたエンゲージケーキとともに、ささやかながらもみのりと一徹の婚約パーティーが開かれた。
パーティーが終わって、一子は二人の婚約に感化されたことあって、自分のやりたいことを見つけるために、祖母のいる大阪へ行く決意を固め、圭太とは遠距離恋愛に...。
一方、肝心の藍子の離婚への決意は揺るがない。
それは、徹の夢をかなえてほしい一心ゆえ。
当初は困惑するばかりだった徹だったが、離婚によって戻る場所をなくし、成功への決意を固めさせるためにあることを少しずつ知って、心を動かされることとなり、離婚を受け入れる。
徹は、成功した暁に再びプロポーズすることを約束、能登を出発した。
希も覚悟を決めて、再び大悟(小日向文世)に修業を願い出るために、横浜へ向かってゆく。
物語は、希たちが高校卒業後初めて迎えることになる年末年始へ...。
日々の暮らしは否応なく訪れるゆえに、いろいろあるものだけれど、どうしても生まれ故郷ともなれば、いろいろな想いを馳せてみたくなるもの。
日本三名山・白山を中心に、日本の自然・文化を撮影し続けている風景写真家・木村芳文氏のオリジナルプリントによるアートフォトフレーム【世界農業遺産・白米の千枚田と星の流れ (1) (2)】や、日本全国の四季をテーマにした【木のジグソーパズル(能登の千枚田・伊豆のドライブ)】のように...。
もちろん、2000(平成12)年6月上旬発売の『能登の伝説人』(瀬戸久雄・著作 渋谷利雄・写真 能登学研究会・編集/ 能登印刷出版部)に見られる古来からの伝統行事には、自然と集いたくなるもので...。
神事における奉納とそれぞれの家庭では、富山県産ワラ使用・麻紐入りの【わら縄2分3厘 (太さ/7~8ミリ)】のようなものを重宝して、祈りと感謝の心を意識することになるんだろうなあ。
一徹とみのりの婚約を祝福する「エンゲージケーキ」か...。
地元・加賀"能登"の厳選素材でつくり上げるのはもちろんのこととして、二人の想いが永遠に包まれるかのように、【米粉の加賀ロール2本セット】とバウムクーヘンの【能登の里山 大地の虹 (Sサイズ)】に近いような感触かなあ。
とにかく、どのようなつくりなのかも気になるところ。
2015-04-05 |
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