マッサン あらすじ ネタバレ 最終週
3月23日月曜日より放送。
1949(昭和24)年、政春(玉山鉄二)のつくった三級ウィスキー『余市の唄』は、発売されるや大ヒット商品となり、注目が集まるにつれ、ウィスキーの産地である北海道・余市や政春にも世間からの関心が集まり始めていた。
その頃、広島の亀山酒造で、長年勤め上げた杜氏が引退を宣言。 それを知った俊夫(八嶋智人)は、亀山酒造の杜氏を継ぐべく、妻・ハナ(小池栄子)とともに、広島へ向かうことを決意。
しかし、それを許さない熊虎(風間杜夫)は、二人が広島へ行くなら親子の縁を切ると大騒ぎ。
時は流れて、1961(昭和36)年の冬、政春の理想とするウィスキー『スーパードウカ』が完成。 発売と同時に人気商品に。
その頃の悟(泉澤祐希)は、政春とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の養子として迎え入れられていて、良き後継ぎに成長。 政春と新作ウィスキーの開発に余念のない日々の連続だった。
悟はすでに結婚して二人の子どもに恵まれていて、エリーは孫に囲まれての幸せな日々へ...。
そんなある日のこと、通訳になるために12年前にアメリカに渡ったエマ(木南晴夏)が帰国。
エマは、アメリカでの通訳業を経てイギリスの出版社に勤務しており、2年間一緒に暮らしているというマイク(中島トニー)というカメラマンの青年を連れてきた。
この頃のマイクは人生の岐路に立っており、エマとしては不安定な状態のマイクと急いで結婚するつもりはない、と考えていた。
結婚に関するマイクの考えの見えない政春は、彼の本心を聞き出そうとするものの、なかなか口を割ろうとしない。
その様子を見たエリーは、エマの気持ちを尊重してあげるべきとして、政春の説得を試みる。
そこからは、いろいろな思うことをはじめとする紆余曲折も重なって...。
二人の背中を押すために、政春とエリーは日本で挙げていなかった結婚式を挙げることを決意する。
エリーのウェディングドレスが仕立てられて、身にまとったエリーは感激。心から嬉しそうに見守る政春とともに、二人揃った記念写真に納まって...。
エリーは、夢を追うことと結婚して生活することとは両立できると、マイクに助言することとなり、前向きな気持ちにさせることに。
感動したマイクは、エマにプロポーズ。
喜びに満たされたエマは、報告のために、政春とエリの元へ向かう。
その頃の政春とエリーは、散歩を楽しんでいた。
しかし、エリーが突然の異変により、うずくまってしまい...。
肝硬変だった。
1961(昭和36)年1月17日、エリーは愛する家族に見守られながら、静かに永眠する。
享年64歳。
時は流れて1971(昭和46)年、77歳となった亀山政春は、エリーの名を付けたウィスキー『スーパーエリー』の特別賞受賞の祝賀会に出席。
ウィスキーのボトルと並べて檀上に飾られたエリーの遺影を見守りつつ、政春はエリーとのこれまでの歩みに想いを馳せてゆく。
前週第24週よりブレンドとテイスティングが始まって最終週に御披露目となる、三級ウィスキー『余市の唄』は、15年にわたる熟成か...。
現代の価値に換算するならば、【シングルモルト ニッカ 余市15年 45度 (ギフトボックス) 700ml】 にj匹敵するのかなあ。
あの瑞々しい香りで、ナッツやドライフルーツを思わせる、豊かな熟成香と穏やかなピートの香りのはず。
乾杯したくなってきた。
2014(平成26)年8月に発売となった『マッサン』のモデル・竹鶴政孝のユーモアとダンディズムあふれる伝説的自伝である『ウイスキーと私』(NHK出版)...。
そして、翌年2015(平成27)年1月下旬発売の、家系上の孫である著者の竹鶴孝太郎とエリーを演じたシャーロット・ケイト・フォックスとの対談はじめ、秘蔵写真や直伝のレシピなど、リタの素顔に迫るビジュアルブック 『「マッサンの妻」竹鶴リタが大切にしたもの』(集英社)...。
それぞれにじっくりと目を通しつつ、じっくりと嗜みながら...。
マッサン、エリー、永遠なれ。
2015-02-26 |
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